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2014.11.30

バイオテクノロジー科

第15回TTCバイオカフェを11月28日(金)開催しました。

今回は、神原秀記先生(日立製作所フェロー)をお迎えし、「研究開発から学んだ事--質量分析計用イオン化技術、DNAシーケンサなど--」と題してご講演いただきました。




神原先生は、これまで数々の新しい技術を発明され、紫綬褒章、文部科学大臣賞をはじめ、The star of Asiaに選ばれ、ノーベル賞候補といわれる著名な研究者です。1980年代初頭から和田プロジェクト(注)に参加され、特に1990年代に開発されたキャピラリーアレイDNAシークエンサーの心臓部であるシースフロー方式の検出装置は、あまりにも有名です。この装置により国際ヒトゲノムプロジェクトは加速的に進み、2000年のドラフト配列の公開、2003年の発表に繋がりました。

 
ご講演中の神原先生


技術的な話も、スライドを用いて分かりやすくお話しくださいました。

神原先生は、これまでに発明された様々な分析技術、そして研究の一コマ一コマから先生が気づかれた教訓を、おはなしくださいました。
さらに現在取り組んでおられる1細胞解析技術と将来の医療への貢献などについても分かりやすくお話しくださいました。

フロアからもたくさんの質問があり、先生は丁寧に答えてくださいました。

神原先生ありがとうございました。



フロアからの質問と先生との話し合い。

技術の話ばかりでなく、先生の教訓そして「チャンスの掴み方」のお話は圧巻でした。
先生のお話とフロアとのやり取りは、くらしとバイオプラザ21の「くらしとバイオニュース」のページに掲載されます。
掲載されましたらリンクします。


開演前には、ヴァイオリニストの荒井友美様の演奏が、心を和ませてくださいました。


ファシリテーターは、NPO法人くらしとバイオプラザ21の佐々義子常務理事です。

今回のTTCバイオカフェは、東京テクニカルカレッジ主催、NPO法人くらしとバイオプラザ21の共催で行いましたが、加藤牧菜様(株式会社オフィスマキナ代表取締役)のご尽力により実現いたしました。


TTCバイオカフェでは、フロアにお茶とお菓子を用意しています。そして恒例となったのは、佐々義子先生の手作りパウンドケーキです。

すごく美味しいく好評!

東京テクニカルカレッジは、クリスマスモードです。


エントランスのクリスマスデコレーション。

注:和田プロジェクト
当時の科学技術庁のプロジェクトで「DNAの抽出・解析・合成技術の開発に関する研究」です。1981~1983年(第1期)、1984~1985年(第2期)。プロジェクトでは、ヒトのゲノムの全体像を調べられるようなDNA解析の自動化装置を開発するものでした。神原秀記先生は、画期的な蛍光検出装置を開発され、また伏見譲先生(埼玉大学工学部)の蛍光を用いた配列決定法を開発され、1990年代に花開くキャピラリー電気泳動を用いたDNAシークエンサーの基礎作りが行われました。
詳細は、ここをクリック(科学技術庁(当時)資料)。
Wada A.”Automated high-speed DNA sequencing” Nature 325, 771-2 (1987) ここをクリック

和田プロジェクトは、バイオテクノロジー科創設のヒントになりました。ここをクリック。

今回参加できなかった皆さまは、神原先生のプロモーションビデオを、Youtubeからご覧ください。
ヒトゲノム解読のカギを手に入れろ〜神原秀記フェロー DNAシーケンサーへの挑戦〜 ここをクリック。

これまでのTTCバイオカフェは下記をご覧ください
第1回2009年11月27日
「チョコレートの秘密〜ポリフェノールの科学」(梶睦先生 明治製菓)案内レポート
第2回2010年9月17日
「グリーンイノベーション」(田部井豊先生 独立行政法人 農業生物資源研究所)案内レポート
第3回2010年11月26日
「健康予測からご先祖のことまでわかる遺伝子診断」(田村智英子先生 木場公園クリニック)案内、 レポート
第4回2011年9月16日
「ゲノムの話〜どうしてガンはできるのか」(大藤道衛 東京テクニカルカレッジ・バイオ科)案内、 レポート
第5回2011年10月25日
「植物のストレス応答~私が植物から学んだこと」(佐々義子先生 NPO法人くらしとバイオプラザ21)案内レポート
第6回2012年2月3日
「意外としたたかな植物 ~植物のストレス応答のしくみ解明と応用への試み~」(光原一朗先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物・微生物間相互作用研究ユニット )案内レポート
第7回2012年5月18日
「植物と微生物における共生の進化 ~根粒を環境に優しい農業に役立てるには?~」(林誠先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物共生機構研究ユニット長) 案内当日の様子レポート
第8回2012年11月30日
「保存料をめぐるいろいろな誤解と実際」(荒井祥先生 上野製薬株式会社)案内当日の様子レポート
第9回2013年2月1日「ブタとゲノムのおいしい関係~ゲノム情報を使ったブタの品種改良~」(美川 智先生 独立行政法人農業生物資源研究所) 案内当日の様子レポート
第10回2013年5月24日「感染する?しない?植物とウイルスのミクロな駆け引き」(石橋和大先生 農業生物資源研究所) 案内当日の様子レポート
第11回2013年11月30日
「甘いだけではない糖(鎖)〜糖鎖は病気を見つけるサインとなるのか~」(立田 由里子先生(独立行政法人 理化学研究所 システム糖鎖生物学グループ 疾患糖鎖研究チーム) 案内当日の様子レポート
第12回2014年2月7日
「絹糸だけじゃない!医療にも役立つ“お蚕さま”~カイコってどんな昆虫?~」(瀬筒秀樹先生 独立行政法人農業生物資源研究所) 案内当日の様子、 レポート
第13回2014年5月23日
「ミクロな戦略を知って病気に強いイネを作る!~食糧の安定供給を目指して~」(高辻博志先生 独立行政法人農業生物資源研究所)
案内当日の様子レポート
第14回2014年9月19日
ネムリユスリカの不思議なチカラ~驚異の生物を調べて、活かして、守れ!~(奥田 隆先生 独立行政法人農業生物資源研究所)
案内当日の様子レポート

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