バイオテクノロジー科 非常勤講師紹介 №1〔050〕
今回は、バイオテクノロジー科の非常勤講師の先生方をご紹介いたします。個性的で面白くて….。とにかくすごい先生方です(*^^*)
大藤 道衛 先生
最先端の科学技術を学ぶなら大藤先生でしょう!遺伝子工学分野はもちろんのこと、医療分野においても精通しています。英語も堪能で、日々、英語の文献を読んでは、信頼できる正確な科学情報を伝えてくれます。現在進行中の新型コロナウイルス(COVID19)においても、私たちに最新情報を教えてくれる頼れる先生です。大藤先生は、ご自身でもたくさん書籍をだしています。特に、2001年の初版以来、改定・増刷されている「バイオ実験 超基本Q&A 羊土社」は遺伝子工学を学ぶ学生のバイブルになっています。
〈プロフィール〉
医学博士(東京医科歯科大学)、農学士(千葉大学)
上級および中級バイオ技術者認定(日本バイオ技術教育学会)
専門分野:がんの分子生物学、PCR-電気泳動による遺伝子解析、遺伝子リテラシー教育
■主な担当教科
PCR実験、遺伝子発現実験、卒業研究(遺伝子解析)、生化学(タンパク質/核酸の構造など:講義)、遺伝子工学技術(講義)
■趣味/マイブーム
COVID-19以前は多摩川沿いや湘南海岸沿いの散歩、夕日の写真撮影(これまでのベストスポット: 多摩川、湘南、秋目(鹿児島)、ドバイ(UAE)、ナッソー(バハマ)、サンノゼ(米国))。最近は、 1960年代の映画鑑賞(特に007のYOLTとTBは何回観たかわからない。)
■好きなもの/嫌いなもの
好きな物:刺身、生野菜、生クリーム系のスイーツ
嫌いな物:コーヒー、辛いもの
■私ってバイオ系人間だなと思う瞬間
・調理したシチューが残ったら、「一部は4℃に保存し、残りは小分けにして凍結保存」とつい頭にうかんでしまう。
・病院で薬をもらうと、つい作用機序(効く仕組み)を調べてしまう。
・腐敗したものや刺激的なものでも、ついニオイを嗅いで確かめたくなる。
・海外に行って、肌の色がちがい、体格がちがう方々にお会いすると「ヒトの多様性を実感」と頭にうかんでしまう。
■教育で心がけていること
実験では、操作をデモしてから理論を説明し、実際に操作してもらう。実験中に学生の話を確り聞いて、何がわからないのか?講義は誤解なく伝わっているか?など確認しながら進めている。
■出身地
神奈川県茅ケ崎市(現在は多摩川に近い川崎市民)
松延 康 先生
この風貌、初めて見る人は少ないのでは?松延先生は、言わずと知れた有名人。テレビでもお馴染みの人気講師です。東京テクニカルカレッジのバイオ科では、1年生の授業を中心に、生物学、バイオ英語、統計学など数多くの講義や実習をご担当頂いています。授業は面白く!がモットーで、教材づくりから伝え方まで毎回工夫をこらし、学生の記憶に残る楽しくわかりやすい授業をしてくれます。松延先生はバイオ科で働いてすでに25年以上。これまで、私を含め松延ファンは数えきれません(*^^*)
さらに、松延先生の活躍はバイオ分野にとどまりません。ミュージシャンとしてもご活躍です。以前は、TTCの学園祭やTTCバイオカフェでギターの弾き語りを披露してくれました。何をやっても、格好よく決まる松延先生。日本酒好きで辛党かと思いきや、甘い物も大好きで、ファミレスに行ったら必ずパフェを食べるお茶目な先生です。
プロフィール
北里大学獣医畜産学部 (農学博士)
有限会社アート・アンド・エデュケーション ま組設立。
理科教育研究フォーラム夢・サイエンス代表。
小学校理科専科、中学校理科教諭として学校教育現場での実績もある。北海道から沖縄まで、幼稚園、小学校科学館等を中心に、子どもたちばかりでなく、保護者、教員、シニアをも対象に年間約80カ所120クラス以上の理科実験授業を展開。テレビ・雑誌、CM等、メディアでも幅広く活動している。
〈企業・学会イベント〉
日本電気(ガリレオクラブ、ティーチャーズ・サイエンス・ラボ)
住友生命保険(スミセイアフタースクール)、東急ハンズ(GW、夏休み全国全店企画)
日本医学会総会2019 くすりステージスペシャルゲスト、等
〈著書・監修〉
実務教育出版「松延康の理科実験ブック」 フレーベル館キンダーブック「しぜん」
プレジデント社「Dancyu料理+理科」 等
〈新聞・雑誌、等〉
読売新聞(全国版:駆ける、等)、朝日、毎日新聞、地方紙に記事多数
四谷大塚「Dream Navi」 DNラボ連載、プレジデント社「プレジデントFamily」
薬学部・薬剤師向け情報誌「MIL」、少年写真新聞「科学の面白さを伝える人々」
都市出版「東京人」特集生命科学の開拓者たれ、扶桑社「文具自慢」プロの愛用品を大公開、各地のメディア、フリーペーパー等、記事多数
■ 趣味・マイブーム
時代小説を読むこと
ギターを眺めること
■好きなもの/嫌いなもの
好きなもの:日本酒(特に青森は弘前の『豊盃』が好き)
猫(これまで17匹飼っていたことがある。可愛いけど、いなければいないで気にならない)
嫌いなもの:酢豚に入ってるパイナップル
■バイオ系だと思う瞬間
・特にバイオ系とは思わないし、研究者には向かないタイプ
■教育で心がけていること
費用対効果と時間対効果
■出身地
東京生まれ。思いは青森
吉本 桂子先生 (※「吉」は土に口の「よし」)
「人間褒められるだけでは成長しない。ときには、叱られる経験も必要だと思うのです。」吉本先生は厳しいが、いつも真剣に学生と向き合ってくれるとても温かい先生です。研究の第一線でご活躍の先生の講義は、免疫学の基礎から臨床現場での応用まで最先端の内容を学べます。さらに、研究所で働く大変さをよく知っている先生は、知識だけでなく、実験への向き合い方、論理の立て方など、実践で役立つこともしっかり教えてくれます。なぜそんなことまで知ってるのか?実は私、先生のWeb授業をこっそり受講させて頂いています(*^^*)
インタビューをして気がついたのですが、吉本先生はビールがお好きなようです。COVID-19が収束したら、ビアガーデンでビールを飲みながら、吉本先生のご専門である免疫学や教育論についていろいろご教授頂くのが私の夢です。
プロフィール
名古屋市立大学薬学部 大学院薬学研究科 修了 薬学博士
大正製薬株式会社総合研究所 応用生物研にて5年間勤務後、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部生物学科へ留学、帰国後埼玉医科大学総合医療センター、リウマチ膠原病内科研究員を経て、現在慶應義塾大学医学部リウマチ・膠原病内科 免疫細胞機能制御研究室にてラボマネージャー・研究員として在職中
■趣味/マイブーム
YouTubeで簡単レシピを研究中、推しは和田明日香さんと家事ヤロウ
■好きなもの/嫌いなもの
好きなもの: 大好物は、いちじくとパイナップル。しかし、食べ過ぎて具合が悪くなった経験があり、それ以降は食べる量を控えている。うどんとビールは生活必需品。
嫌いなもの: 鳥の皮。人間が食べる物ではないと思っている。
■私ってバイオ系人間だと思う瞬間
・ビールの泡がハイブリドーマに見える
・ビールの色を450nmの吸光度で表現する
■教育で心がけていること
教えることは学ぶこと、教育は共育、常に学び続けることが大切。
正しいことは正しい、間違いは間違いと伝える。
■出身地
香川県高松市 うどんとビールはのど越しを楽しむものです。
田村 健治 先生
先生は神戸出身のいわゆる「関西人」。だから、先生との会話は気が抜けません。どこに、ボケとツッコミが隠れているか、わかりませんから。ある寒い冬の日の会話。
「先生、換気をしているので、実験室がちょっと寒いかもしれません。」
「大丈夫ですよ。いつもミートテック着てますから。」
「そうなんですね!(ミートテック?)」
こんな調子で、ボケと気が付かずいつもスルーしてしまう私。横でやりとりを見ている松井先生は、私たちの噛み合わないやりとりをいつも楽しんでいるようです(^_^;)。
田村先生は、「学生が苦手」とおっしゃっていますが、わかりやすい授業はバイオ科の学生に大人気。毎回授業の終わりには、学生に囲み質問を受けています。高校まで化学が苦手だった学生が、田村先生の授業を受けてわかるようになっていく姿をたくさん見てきました。これからも、ユーモアあふれる先生の授業が楽しみです。
■プロフィール
博士(工学)(東京工業大学)
修士(工学)(岡山大学)
化学系・環境系の資格を多数取得。小学生から社会人対象の実験講座、技術者・教員対象の実務講座や技術相談などを多数実践して、本務校にはなるべく居ないように心がけています。
■趣味/マイブーム
公務を伴う国内旅行/中小企業の技術支援
学会講演などの国内出張による全都道府県踏破までに残すは、山形県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県のみとなりました。各地の空港・ターミナル駅・大学・国際会議場などと最寄りのオススメビジネスホテルや土産物には詳しいです。
■好きなもの/嫌いなもの
好きなもの: 和食
嫌いなもの: 子供・学生(東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科の学生さんを除く)
■私ってバイオ系人間だと思う瞬間
残念ながら有機合成が専門なので、バイオ系人間だと思わないです。ただし、実験系なので、観察力は鍛えられているため、些細な異変には直ぐに気付きます(危険予測)。
■教育で心がけていること
技術者を目指しているので、まして学者や教育者ではありません。人にモノを教えるのはとても苦手で非常に下手だと強く確信しています。なるべく学生さんに迷惑をかけないように気を付けています。
■出身地
兵庫県神戸市
非常勤講師の先生方、いつもバイオ科を支えてくださりありがとうございます。この場を借りて深く感謝申し上げます。今後とも末永くどうぞ宜しくお願い致します。
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文責:宮ノ下いずる