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2021.08.13 バイオテクノロジー科

2021年 内定者インタビュー 第4弾 『絶対この会社に入りたい! エントリー数を絞ると 志望意欲が高まる』(バイオ科)〔049〕

みなさん、こんにちは。東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科の宮ノ下です。

8月に入り、バイオ科の内定率は70%になりました!みごと内定を勝ち取った2年生、おめでとうございます。これから就活する1年生へのエールをこめて、今回も内定者インタビューをお届けします。

 

八島 さん ニプロ株式会社 内々定

出身校: 埼玉県立いずみ高等学校 

 

プロフィール

八島さんは、学習意欲が高く優れた課題発見力をもっている学生です。実験は段取りがよく、正確で丁寧。彼女が出したデータの信頼性は群を抜いています。また、他人がしり込みしそうなきつい作業でも楽しく取り組めるのが彼女のすごいところ。ルール、モラル意識が高く、「いつ誰に見られてもいいように、恥ずかしい生き方をしない」が彼女のモットーです。

看護師として働くお母様の姿を見て、幼少の頃から医療に興味があった八島さん。身内が癌で亡くなったことがきっかけで、最先端の再生医療に興味を持ちました。就職活動は、細胞培養ができる医療系の企業に絞り、見事、医療分野の研究開発を行うニプロ株式会社に内定をもらいました。

彼女の好きな言葉は、チャールズ・ダーウィンの『最も強いものが生き残るわけでなく、最も賢いものが生き延びるわけでもない。唯一生き残るのは、変化できるものである。』です。他人を変えられないなら、自分が変わるしかない。臨機応変に柔軟な対応ができる彼女なら、変化の速いこの時代を力強く生き抜いていくことでしょう。

好きな教科:バイオテクノロジー科の授業では特に生物系が好き。動物基礎実習、微生物実習、細胞工学実習(細胞培養)など

 

―――就職活動をいつから始めましたか?

▼4月中旬: 就活スタート

▼6月上旬まで別企業の選考を受け、最終面接の連絡をいただいた段階で辞退

▼7月上旬: ニプロ株式会社 エントリーシート提出

       中旬:筆記試験(5教科、性格診断)

       書類提出 → 一次面接(東京支店にて対面面接)

       下旬:最終面接(自宅にてWeb)

▼8月上旬:内々定

 

―――就活を通して大変だったことは何ですか?

欠席にならないとはいえ、授業に参加できないことが嫌で放課後や休日に就活をすることが多かったです。

 

―――Web面接と対面面接どちらが多かったですか?

2社通してどちらも同じくらいです。

 

―――Web面接で苦労したことは何ですか?

インターネット環境と音量の調節をしっかり確認しました。特に苦労はしてないです。

 

―――自己分析はどのように行いましたか?

普段から他人の出来事でも自分ならどう行動するか、どう思うか考えるタイプなので、就活のために特別何かしたわけではありません。

 

―――これをやっておいて良かったと思うことは?

部活動(チームスポーツ)です。自己分析や他人との関わり方を自然と身につけることができました。

 

―――ズバリ勝因はなんだと思いますか?

・噓はつかず素直に答える事。

 

―――これから就職活動を始める後輩たちにアドバイスをお願いします。

何社も説明会に参加し、エントリー数を増やすことは経験を積んで自信をつけられるので1つの手だと思います。ですが、あえて私は複数の企業の就活を同時進行で進めることをおすすめしません。本当に行きたい企業に絞って就活することで、企業研究を念入りにできますし、面接練習や筆記試験の勉強に時間をかけられるからです。面接官も言っていましたが、たくさんの企業を受けている方に対し、当社でなくてもいいのでは?と思ってしまうことがあるそうです。何社もエントリーして分母を増やしてしまうと、自分自身の価値を下げてしまうこともあるので気をつけてほしいです。

 

高橋 さん 利根化学 株式会社 内定 

出身校: 東京都立農業高等学校 

 

プロフィール

高橋さんは、学科を超えた活動にも積極的に参加し、オープンキャンパスの学生スタッフのリーダーとして活躍しています。コミュニケーション能力が高く、チームプレーが得意なのは、中高のバスケットボールの部活動や接客業のアルバイトで培った経験が大きいようです。

高校で学んだ植物バイオテクノロジーがきっかけでバイオ分野に興味を持ち、高校の先生の勧めもあり、本校のバイオテクノロジー科へ入学。学科の勉強をするうちに、実験を仕事にするより学んだ知識を活かして人と接する仕事がしたいと思うようになりました。専門的な知識を得るため、1年生の頃から積極的に資格試験にもチャレンジし合格しています。就職活動では、試薬、検査機器などの代理店業務を行う利根化学 株式会社に興味を持ち、インターンに参加。インターン先では、それぞれの営業スタイルを築いて働く利根化学(株)の社員さんの姿に魅力を感じました。

好きな言葉は『分化全能性』。これは、植物分野でよく目にする専門用語で、1つの細胞からさまざまな組織、器官をへて個体を再生する能力のことです。この言葉から、環境に合わせて自分を変化できる高橋さんの柔軟さ、器用さを感じました。

好きな教科: 応用微生物学実習、植物の病理と生理

 

―――就職活動をいつから始めましたか?

 ▼1年3月: 就活スタート

 ▼2年4月: 利根化学 株式会社 OBより面談及び会社説明

 ▼2年5月: 他社説明会参加

 ▼2年6月: 利根化学(株)見学、面接

 ▼2年6月~7月: 利根化学(株)インターン

 ▼2年7月: 内定

 

―――就活を通して大変だったことは何ですか?

朝早く起きることでした(笑)。会社によって異なりますが、登校時間より早く家をでなければならなかったので、いつものペースで支度できないのが大変でした。

 

―――Web面接と対面面接どちらが多かったですか?

対面面接のみでした。

 

―――対面の面接で苦労したことは何ですか?

接客業のアルバイトをしていたため、知らない人と話すことには慣れていたので、特に苦労していません。

 

―――自己分析はどのように行いましたか?

中高での部活動や今までの学生生活を振り返って自己分析しました。

 

―――これをやっておいて良かったと思うことは?

資格取得です。本来であれば2年生で取得する中級バイオ技術者認定資格を受験し、合格しました。他に、有機溶剤作業主任者認定資格を取得しました。これらの資格を履歴書の資格欄に書くことができたので、面接の際に専門知識を持っていることをしっかりアピールできました。

 

―――ズバリ勝因はなんだと思いますか?

・コミュニケーション能力

インターンでは、実際に取引先へ行ったのですが、取引先で失礼のないように振舞ったこと、話を振られた際に笑いを誘うような話をしたことで、好印象をもたれました。

 

―――これから就職活動を始める後輩たちにアドバイスをお願いします。

今のうちからでも取れる資格はあります。自分が行きたい業界で使えそうな資格があれば、ぜひチャレンジしてください。また、自分に自信を持って前向きに取り組めば完璧です☆

 

バックナンバー

2021 内定者インタビュー 第1弾

「就職が最終目的ではない。何のために働くのかを考えることが大切」

2021 内定者インタビュー 第2弾

『飾らない! ありのままの自分で勝負しよう』

2021 内定者インタビュー 第3弾

 

 

『就活は、めげない! 負けない! あきらめない!』

 

 

来週はいよいよバイオ科ブログが50回目を迎えます。
スペシャル企画を考えておりますので、どうぞ楽しみに(*^^*)

 

◆夏休みイベントのお知らせ◆

日時:8月21日(土)10:00~12:30

「野菜の色素を使ってハンカチを染めよう!」

タマネギの皮を使って植物染色に挑戦!しぼりにも挑戦します。

担当:宮ノ下

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文責:宮ノ下いずる

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