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2021.06.28 IoT + AI 科

活躍する企業人に聞く!ビジネスでのIoTの活用

専門学校 東京テクニカルカレッジでは、DX社会において、今後ますます必要とされるデータサイエンティストとIoTエンジニアを育成するふたつの新学科「データサイエンス+AI科」「IoT+AI科」を2022年4月に開講します。

この記事では、「IoT+AI科」のカリキュラムにアドバイスいただいた、株式会社ミライト 高堂 博司さん、ITbookテクノロジー株式会社 渡邊 和彦さんにインタビューをしましたので、ご紹介します。AI分野・IoTエンジニアなどに興味がある方は、今後学んでいく上での参考にぜひご一読ください。

 

IoTについて。ビジネスの現場ではAIをどのように活用しているのか(何ができるのか)、また今後さらにどう活用されていくのか可能性についても教えてください。

 

AI開発の歴史自体は古くからありますが、実用性を持ち始めたのは2000年に入り脳の構造を模したDeep Learning手法が開発されてからになります。現在のAIは、従来困難と言われていた将棋でプロ棋士に常勝したり、画像認識能力も人間を超えたりと目覚ましい発展を遂げ、地球上で生物の種類が爆発的に増加したカンブリア爆発にも例えられています。

ビジネスの現場では、画像認識による生産性の向上やセキュリティ分野での活用が進んでいますが、AIの応用範囲は画像認識分野のみならず無限に考えられ、まさにカンブリア紀であり、発想次第であらゆるところに広がっていくものと思います。

株式会社ミライト
みらい開発本部
フロンティアサービス推進本部
フロンティアサービス推進部 部門長
高堂 博司さん

 


 

工場等では、未だに機械化や見える化が難しい、いわゆる「職人技」が必要とされています。そういった職人技が必要とされる仕事ができるようになるには、長い年月の経験が必要とされていますが、昨今の後継者不足で技術の継承が上手く行かず、失われる技術も少なくないと考えています。そういったケースでも、熟練作業に必要な情報をディープラーニングすることで、従来の「勘」や「経験」をデジタル化することができ、人工知能(AI)で判断することで職人技をカバーすることも可能になると思っています。

また、医療の世界ではレントゲン画像の読影には長年の経験が必要ですが、そんな専門技師でも見落としてしまうような病巣があったりします。そういった場面でも、ディープラーニング+A1技術を使うことで、病気の可能性のある画像を機械で検出するといったことが実用化されつつあります。

他にも故障予知や災害予知など、未来の事象に対して予知・検知するなど、AI + IoTに対する期待はかつて無いぐらいに高まっていると思います。

ITbookテクノロジー株式会社
取締役副社長
デジタルテクノロジー事業本部長
一般社団法人体験設計支援コンソーシアム 副代表理事
一般社団法人みんなのIoTコンソーシアム 理事
渡邊 和彦さん

 

※社名・役職 / 2021年3月時点

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