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2024.04.20 バイオテクノロジー科

2024 フレッシュマン研修

入学したばかりの新入生に校長から宿題がでました。『東京テクニカルカレッジで何を手に入れたいのかを具体的にすること』。今回のフレッシュマン研修を通して、今の自分の強み弱みを知り、これからの学生生活でなりたい自分に近づくためには何が必要なのかをみんなで考えてもらいました。

研修は4月15~16日の2日間、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターの会議室で行いました。今年はソメイヨシノの開花が例年より遅かったこともあり、4月中旬でもセンターの周りの桜にはわずかに花が残っていました。春風が吹くたびに桜の花びらが舞い散る様子を眺めながら、班ごとに活動をおこないました。

バイオテクノロジー科はグループワークとして『過去と未来を繋ぐ現在(いま) ~あなたは何に変わりますか?~』をテーマに、これから2年間の学びを通してどんな自分に成長したいのかを班で話し合い、そのイメージを絵にして模造紙に描き、発表してもらうことにしました。はじめは、お互い緊張していましたが、徐々にみんな打ち解け明るい表情に(*^^*)

昼食は、みんな一緒にカフェテリアでとりました。メインメニューは3種類から選べます。『ビビンバ風焼肉』『肉じゃがカレー』『チキンソテー』どれもおいしそう!山盛りご飯と山盛りサラダをトレーにのせている男子学生発見。たくさん食べる学生を見るのは、気持ちがいいです。

2日目の午後はいよいよ発表会です。模造紙のイラストとプレゼンテーション力を評価し、総合点からグランプリを選びました。

まず、『掴(つか)みとるクジャク』というタイトルでプレゼンテーションをしてくれた1班を紹介します。絵の仕上げに手のひらに絵具を塗ってペタっ!夢を自ら掴みとりたいという強い思いを、クジャクの羽につけた手形で表現していました。

「クジャクは一般的に社会性があり群れで生活するおとなしい動物です。私たちもクジャクのように協調性をもち、互いを思いやれる人間に成長したいです。」

「クジャクのオスは大きく鮮やかな羽をもっています。求愛のときは扇形に開き、メスにアピールします。私たちも、バイオテクノロジー科の2年間でバイオの知識や技術をたくさん身につけて、自分の強みをつくりアピールできる人材になりたいです。」と1班。

プレゼンテーションでは、掴みとりたい夢やバイオ分野への熱い思いを伝えてくれました。

2班のタイトルは『人生の華が花開く』です。模造紙2枚を使った大作です。自分たちを植物にたとえ、バイオテクノロジー科でいろいろな知識や技術を習得し、それぞれの花を咲かせたいと発表してくれました。

「花びら1枚1枚が違う色なのは、さまざまな個性や技術を表しています。最後は種子になって大地に根付き、社会や世界を変える人材になっていきたいです。」と力強いメッセージで締めくくってくれました。仕掛けを凝らした作品とプレゼン力でみごとグランプリを受賞しました。

3班のタイトルは『ニューロンがつなぐ私たちの未来』です。脳が働くときは、電気信号がニューロン(神経細胞)の樹状突起から軸索を通り、次の樹状突起へ流れていきます。この情報の流れを自らにたとえ、これから技術や知識を身につけ、次のステージの自分にアップグレードしていきたいと語ってくれました。

バイオ科での学びが将来なりたい自分につながっていくといいですね。

4班のタイトルは『唯一、生き残るのは変化できる者である』です。これは、進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの名言です。

植物の成長を描いていますが、土の中には多数の微生物が描かれています。植物が綺麗な花を咲かせるのは、見えないところで植物の成長をサポートしている微生物の存在があるからだと話す4班。

「まだ未熟な私たちが変化できる人間になるには、他者からの支えや助けが必要です。バイオ科の2年間で、学びながら、バイオの知識と技術を身につけ、社会にでたら環境変化に柔軟に対応できる人材になりたいです。」と力強く発表してくれました。

5班のタイトルは『これがバイオテクノロジー』です。直感を大切にする学生がそろった5班。下書きなどはいっさいせず、絵具を垂らしできた形からインスピレ-ションを受けて作品をつくっていました。

最終的には美しい盆栽の絵が完成しました。「盆栽は、手入れをすれば数百年以上生きつづけます。まさに壮大な生命を象徴する存在です。さらに、盆栽は個性、調和、品位を兼ね備えています。私たちも、盆栽のように、小さくても存在感のあるバイオ技術者を目指したい。」と語ってくれました。

6班のタイトルは『環境による変化』です。進化するアニメのキャラクターを用いて、バイオ科で学び成長していく姿を絵本に仕上げました。

それぞれの夢の実現のために、この2年間でどんな変身をとげるのか楽しみです。

7班のタイトルは『跳躍』です。幼虫、蛹、蝶の姿を自分の過去、現在、未来にたとえて、2年後の自分を絵にしてくれました。

元美術部やイラストが得意なメンバーが集まった7班は絵の細部にまでこだわっていました。

4匹の蝶は将来なりたい自分を想像しながら、それぞれが描きました。「未来は澄み切った青空ではないかもしれませんが、自分たちが希望の光になりたいです。」と医療や食品分野で社会貢献したいという強い思いが伝わってきました。

フレッシュマン研修では、みなさんが『今の自分』に向き合い、どうしたら『将来の理想の自分』に近づけるかを真剣に考え、それを発表してくれました。ぜひ、この初心を忘れないでください。これから2年間、講義も実習もたくさんあり忙しくなりますが、夢の実現に向け一緒に学んでいきましょう♪

講師一同、全力でみなさんをサポートしていきます!

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文責: 宮ノ下いずる【150】

 

 

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