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2021.09.10 バイオテクノロジー科

英語で科学実験!(東京テクニカルカレッジ バイオ科 バイオ実験英語 1年)〔053〕

こんにちは、東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科の宮ノ下です。

 

みなさんは、英語が得意ですか?日本で普通に暮らすだけなら日本語さえ使えれば日常生活に困りません。知らないことはインターネットで検索すれば、簡単に調べられる便利な世の中。英語ができなくても問題なさそうですが…。

実は、理系の専門分野の情報を探そうとすると、ほしい情報を日本語で取得するのが難しいことがあります。理由はその分野の日本語の情報が少ないから。

ここで、英語が使えるとそれだけで情報収集の効率がぐっと上がります。理系の専門分野を学ぶには英語が使えることは大きな武器になるのです。

東京テクニカルカレッジ(TTC)のバイオ科では、英語の4技能「読む・聞く・書く・話す」の中でも「読む」力を養う英語の授業を行っています。卒業までに、英語で書かれた実験の手順書(マニュアル)が読めて実験ができるレベルになってもらうのが目標です。

今回は、工夫を凝らした英語授業をおこなう松延康先生(講師紹介はこちら)の授業をご紹介します。

 

 

実験台に生卵、塩そしてビーカー。調理実習?いえいえ、1年生のバイオ実験英語の授業です。

「まず、この英語の実験マニュアルを読んで、和訳して。できた人から手順書通りに実際にやってみてください。」と松延先生。

〈バイオ実験英語の授業を担当する松延康先生〉

 

学生は、辞書をひきながら英文を和訳していきます。科学英語は文の構造は比較的簡単。わからない英単語を調べればだいたいの意味がわかります。

いよいよマニュアルを見て試薬をつくります。Gently には「やさしく」「徐々に」「慎重に」などの意味がありますが、実験操作では、こうした状態を表す副詞の意味をどう解釈するかがとても大事になります。正確に読み取らないと実験がうまくいきません。

さて、作った試薬に生卵を入れるとどうなるかな?

7割の学生が作った溶液では生卵が沈み、3割の学生が作った溶液では生卵が浮きました。生卵が浮いた学生はみごと実験成功!マニュアル通りに食塩水を作ることができました。

ビーカーに青い色素を入れると、上層だけブルーに変化。どうやら、この実験はビーカーの溶液に食塩の濃度勾配があるようです。

〈青い色素を加えた食塩液〉

 

「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」授業へ。英語は世界の公用語であり、科学を学ぶ道具(ツール)です。TTCはこれからも実践で役立つ英語学習を続けていきたいと思います。

 

◆オープンキャンパスのお知らせ◆

『光る大腸菌とは?』

9月12日(日)

午前 10:00~12:30

午後 14:00~16:30

遺伝子組換え技術の講義の後、DNA抽出実験をします!

担当講師:宮ノ下

オープンキャンパスのお申込みはこちら

(実験を担当する講師全員2回のワクチン接種を終えています。)

 

 

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文責) 宮ノ下いずる

 

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