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2022.01.28 バイオテクノロジー科

第8回 学生通信 (東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科)〔G08-071〕

月末の金曜日は、RJP活動で広報担当の学生によるバイオ科通信をお届けしています。

1月は、RJP10班の広報部が投稿してくれました。

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バイオ科 RJP 学生通信です。

 

第8回ではRJP「マスク作り」「紙からのエタノール作り」「名刺づくり」の活動をお伝えします。

 

RJP 14班『マスク作り』

昨年8月に学生ブログでRJP 14班の『マスク作り』を紹介しました。

この班は、市販品マスクに使われていない素材から、着け心地がよく、飛沫を防ぐマスクを作ることを目指して活動しています。今回は、布の通気性、透過性を調べる実験方法を3つ検討したので、その進捗状況を掲載します。

 

① ペットボトルとタバコを使った方法

タバコの煙を布に通すことで、布の通気性の違いを可視化できるのではないかと考えました。

まず、ペットボトルのキャップにタバコを差し込める程度の穴をあけておきます。底を切り抜いたペットボトルに水を入れて板で底を蓋しながら、口に布(今回は麻布)を取り付け、穴あきキャップをします。そして、キャップの穴に火のついたタバコを挿します。板を外して水を抜くことでペットボトル内が陰圧(圧力が低い状態)になると、タバコの煙が吸い込まれ、布を通ってペットボトル内に煙を取り込むことができると考えました。

結果

ペットボトルの底を切り取った部分の形が歪んでしまっていた為か、水が流れ出る際に空気がボトル内に入り込んでしまい、十分な陰圧を形成することができず煙は吸い込まれませんでした。ボトルの底を綺麗に切り取ることは難しく、タバコのコストも高いことからこの案はボツになりました。

 

② ペットボトルとドライアイスを使った方法

次にドライアイスの煙を布に通して透過性を可視化してみようと考えました。タバコでの実験同様、底を切り抜いたペットボトルに水を入れて板で底に蓋をし、口に布(麻布)を取り付けてドライアイスの入ったペットボトルとホースで口同士を繋ぎます。板を外して水を抜くことでペットボトル内にドライアイスの煙を取り込むという流れです。

結果

白い煙をペットボトル内に取り込むことには成功しましたが、ドライアイスの煙は気化した二酸化炭素ではなく、空気が冷やされた水滴ですので、煙を取り込む過程で布が濡れてしまいました。また、煙が漏れないようにホースをしっかり取り付けるのには少々コツが必要で難しく、再現性が低いということからこの案もボツとなりました。

 

③ ネブライザーとアスピレーターを使った方法

ネブライザー(液体を霧状にする機器)で色を付けた水を霧状にして、布を透過させようと考えました。布(麻布)を挟んだセパラブルフラスコの口にホースを取り付け、濾紙を付けた底からアスピレーターを使ってフラスコ内を減圧して空気の流れをつくり霧状の色水を取り込みました。

結果

色水から出た霧には目に見える色はついていませんが、底面に置いたろ紙にはうすく色がついていました。全体的に条件が一定であり再現性も高かったので、飛沫が透過するかどうかを見る実験方法として、この案が採用となりました。

 

今回はRJP 14班の活動の進捗状況を取り上げてみました。この実験を基に、次回からは麻以外の布でも実験を行い、素材による通気性、色水の透過率の差を調べていくようです。

マスクが必需品となったコロナ時代に、着け心地が良く、濡れても飛沫の透過率が低く、すぐ乾くなど、副次的な機能も備わっていれば装着時の安心感も違うものです。14班の今後の活動に期待です!

 

RJP2班 紙からのエタノール作り

RJP2班はエタノール作成の為に新聞を使用し作成を進めていました。

現状は廃棄された普通紙にある糖分からエタノールを作成できる事が分かった為、糖を確認する実験を行っていました!

 

フェーリング液は硫酸銅水溶液(濃青色)と、ロッシェル塩と水酸化ナトリウムから成る溶液の2種類があります。紙を溶かした液に二つのフェーリング液を等量入れバーナーで加熱すると酸化第一銅Cu2O赤褐色の沈殿物が生じ、糖が還元されたことを証明します。このことから溶液中にグルコース(糖)が含まれている事が分かるそうです。この実験をすることで、エタノールを生成する上で基となるグルコースがあるかどうかを確認できます。グルコースを確認後、微生物の働きを用いてエタノールを生成するそうです!

 

RJP9,10班 名刺作り

前回のブログでも紹介した名刺作りの進捗状況についての紹介です。バイオテクノロジー科の学科内で投票を行い、選ばれた2つの名刺案を今度は学校全体でどちらのデザインがよいか選んでいただく予定です。今は、学校全体でアンケートを実施するためのWebアンケートの作成や先生方への周知など色々と準備している段階です。

 

 

上の画像がバイオ科の学科内で決まった名刺案です。

この2案から1つが選ばれバイオ科のオープンキャンパスに来た見学生に配布したいと考えています。名刺作成をご紹介しましたが、引き続き、Instagram、Twitterなども更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

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それぞれフォローよろしくお願いします。

 

10班 T&T&N&H

 

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