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2022.01.21

バイオテクノロジー科

卒業生インタビュー きっかけはTTCバイオ Part4『私が証明します。いつからでも学び直せる!』(東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科)〔070〕

TTCバイオ科では、これまで数多くの優秀な学生が学んできたが、その中でも吉野さんは群を抜く。1年生の4期から卒業まですべての試験でクラス1番をとり続けた優等生だ。その上、無遅刻無欠席、実験もそつなく丁寧で、RJP活動も精力的に取り組む、まさに学生の鑑(かがみ)。

先週、彼女が休みをとってわざわざTTCに遊びに来てくれた。卒業から9カ月ぶりの再会である。

優等生の彼女だが、就職活動は順風満帆ではなかった。周りは次々と内定が決まっていく中、書類選考で落ち続け、自信を失った。「先生、私のどこがいけないのでしょうか。」肩を落とし、目を赤くして、私に問いかけてきた彼女を今でも忘れられない。その後、ねばり強く就活を続け、10月に希望の職種で内定を取った。

今、彼女は就職先で充実した日々を送っているのだろうか。

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吉野さん  分析化学会社  (2021年 卒業)


ーーー東京テクニカルカレッジのバイオテクノロジー科に入学を希望した理由を教えてください。

前の職場にTTCの卒業生がいました。私が化学や生物について、勉強不足を感じ学校に入り直そうか相談した際、TTCを紹介してもらったのがきっかけです。

オープンキャンパスに何度か参加したのですが、他の学校とは違い、バイオ科の先生は学校の売り込みではなく、親身になって私の人生相談にのってくれました。学校に入り直すのがいいのか、転職して実務経験を積みながら勉強するのがいいのか、私にベストな進路は一体何なのかを一緒に考えてくれました。

結果的に私は仕事を辞めて学校に入り直すことを選び、親身になってくれる先生のいるTTCに入学を決めました。


ーーー学生時代の心に残っている思い出を教えてください。

1)授業について 

思い出に残っているのは、大腸菌のβ-galactosidaseの分離をするためのカラムを作ったことです。分離が遅すぎるカラムを作ってしまい、実験がなかなか終わりませんでした(笑)。現代はオートメーション化が進み、ガスクロや滴定もサンプルをセットしておけば勝手に機械が測ってくれますし、カラムも既製品を購入すれば、検出時間がかなり短縮できます。しかし、分析の原理を知っておかないとトラブルが起こった際、何が原因なのか予測が立てられないことも多いです。そういう意味でも自分でカラムを手作りしたことは良い経験だったと思います。


2)イベント

定期的に行われるTTCバイオカフェ※です。机のセッティングやカフェ運営のお手伝いをした後、色んな専門家の講演を聞いていました。授業の予習にもなりますし、知らない世界を知ることもできる良い場だと思います。今も大藤先生からバイオカフェ開催の連絡を受け、時間が合う限り、リモートでバイオカフェに参加しています。

その他、私は助手の横田先生が大好きなので、学園祭を一緒に廻ってくれたのは嬉しすぎました(笑)

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3)先生

理想の上司である先生方には、ここでは語り尽くせない程に各々思い出がありますが、一つ取り上げるならば、コロナの状況下の就職活動で苦しんでいる時、宮ノ下先生から励ましのお手紙をいただいたことです。電車の中でそのお手紙を読んでしまい、嬉しくてその場で泣いてしまいました。周りからどう思われたのだろうと思います・・・。

その約4ヶ月後に就職が決まり、宮ノ下先生は飛び跳ねるように喜んでくれました。今もそのお手紙は引っ越し先に持ってきており、大事に保管しています。

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4)RJP活動

仕事でよくサンプルの写真撮影をするのですが、発表のための資料作りを思い出します。特に1年生の時にハーバリウムを制作したのですが、完成したハーバリウムをいかに美しく魅せるか、照明や小物、画像加工で工夫しました。人は見た目が9割と言われてますが、物でも見た目は大事だなと思います。


ーーーバイオ科での学びが現在の仕事に生きていると感じることはありますか?

バイオ科で学んだレポートの書き方です。私の職場では報告書の書き方に決まりがないので、依頼内容や人によってまとめ方が全然違います。迷った時は松井先生から教わったレポートの書き方で書いてます。元素記号に意味を書いたり(例、Zr:ジルコニウム)、実験の手順を説明するのに図を組み合わせたりと、化学知識がない方でも見やすい報告書を心がけています。


ーーー就職を目指す在学生へのエールをお願いします。

在学中に関わらず、希望通りの会社に就職できる人・できない人、大学受験に成功する人・失敗する人、色んな人がいると思います。しかし、どの道を進んでも、絶対にその道が正しいなんてことはないと思います。思っていたのと違いガッカリしたり、実際にやってみて自分はこういうのに向いてるかも?と、後から気づくことも多くあると思うのです。ですから、年齢・経験に関わらず、いくらでも進路変更すれば良いと思います。

私自身[高校卒業→医療系専門学校入学・中退→中小企業就職・退職→TTC入学]と綺麗な経歴ではありません。楽しかったり辛かったり、色んな経験を得て今の自分がいます。一つの分野に特化するのも勿論良いですが、幅広く学べ、色んな進路への道が開けるのがこのバイオ科の強みでもあるので、どの道に進んでも自分の糧となります。他人と比較しないで自分を大切にしてほしいと私は思います。


ーーーこれからの夢を教えてください。

ずばり、マンションを買いたいです(笑)

あとは仕事を続けながら、通信制の大学に通いたいとも思っています(目指すは大江先生レベルの幅広い知識)。

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「仕事で茶色の異物を分析したとき、ご依頼者様が虫の翅じゃないかと仰いました。でも、タンパク含量低めだし、糖類(セルロース)が検出されて、顕微鏡で見ても木片のようにしか見えなかったので、自信を持って虫の翅ではないと答えられました!」嬉しそうに仕事の話をする吉野さんは、きらきら輝いていた。

TTCバイオ科はコース選択がない。2年間、全員で化学、食品学、動物細胞培養、微生物学、植物学などを幅広く学ぶ。吉野さんは、化学分析の会社に就職したが、植物学実習で植物の形態観察をした経験が仕事に活かされたようだ。そんな彼女は、この先も即戦力として社会で活躍するにちがいない。これからも、ずっと応援しているよ!


※ これまでのTTCバイオカフェはこちら


吉野さんを深ぼり!

2021年 自作しちゃいました!電気泳動装置


インタビューを受けてくれる卒業生大募集♪

ご連絡お待ちしています(*^^*)


★卒業生インタビュー バックナンバー★

Part1 西尾さん(2008年 バイオ科卒)『植物とペンギンが好き!仕事も趣味も楽しむ生き方』

Part2 植竹さん(2008年バイオ研究科卒)『専門学校で培った経験を武器にクラフトビール業界に旋風を巻き起こす!』

Part3 今野さん(2020年バイオ科卒業)

『文系大学を出てから専門学校でバイオ技術を学ぶ!医薬品開発を仕事に』



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文責)宮ノ下いずる


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