建築・インテリアの仕事から学科を探す
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- 施工管理技術者
- 建築工事の責任者として建物の品質やコストの管理を行うとともに、工事を最後まで安全に予定通り進めるため、現場で働く沢山の職人さんを束ねる技術者です。
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- コンストラクションマネジャー
- 建物の建設目的に沿って投資(資金)・流通・運営を念頭におき関係者の意見をまとめ、建築の企画から、設計、コスト計画、施工(工事)までの一連の流れを作る仕事です。
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- 構造デザイナー
- 建物の建つ地盤の強さや建物の規模・形状などを総合的に判断し、骨組み全体の形を決定する「構造計画」と、その計画に基づき安全性を確認する「構造計算」が主な仕事です。
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- 生産設計
- 建築の図面には形を提案する「設計図」と、その実際の作り方(生産方法)を示した「施工図」の2種類があります。生産設計とは施工図を書く仕事で、建物の品質を左右する大変重要な仕事です。
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- 現場監督
- 建築現場は単独で「一つの会社」であり、多い時には数百人の人が働く職場です。その会社の頂点に立つ、いわば「社長」として現場の総指揮にあたる仕事です。
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- 建築士
- 住宅からビルまで建物を建てるときにお客様の希望に沿いながら設計を行い、図面通りに建てるために構造、設備、施工者(大工さんや電気屋さんなど)との連絡や工事監理を行います。
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- 住宅デザイン
- 憧れのマイホーム、でも実際には法規や構造など多くの条件クリアしてはじめて建物を建てることが出来ます。専門知識をもってお客様にアドバイス!希望沿った住宅をデザイン、提案します。
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- 住宅リフォーム
- 古くなった建物だけではなく、暮らし方や家族構成など様々な条件に合わせて快適な住まいを提案します。構造や設備の知識をしっかりと持っていると提案の幅も広がりより快適な住宅!
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- 生産設計(CAD)
- ただのCADオペレーターではなく、専門知識を活かして工事現場で使用する施工図(工事用の詳細な図面)をCADを使い作図します。近年はBIMによる3次元モデリングも増えています。
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- 大工
- 昔のように大工さん一人で住宅を建てることは殆どなくなりました。技術力だけではなく、知識をしっかりと持ち他の施工者(基礎屋、電気屋、他多数)と一緒に完成を目指します。
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- 建築意匠設計
- 建築の設計業務は、意匠・構造・設備と大きく3つの分野に分かれて行われます。意匠設計は設計業務すべての取りまとめ役であり、いわゆる「建築家」は意匠設計を担当しています。
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- 構造設計
- 構造設計は建物の骨組みの設計を担当します。昨今は、かっこよく美しい建築を設計する構造設計家は「構造デザイナー」と呼ばれ、設計分野でも特に人気の職業となっています。
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- 設備設計
- 設備設計は私たちの生活に必須の電気、ガス、空調、換気、情報などの設備に関する設計を担当します。戸建住宅から公共建築まで、様々な建築物の設計に関われる職業です。
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- インテリアデザイン
- 家具や照明器具などのインテリアエレメントと住宅から商業施設、公共建築物のインテリアまで、様々な素材を使いながら幅広く建築内部のデザインに関われる職業です。
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- 建築施工管理(現場監督)
- 設計図通りに建築物を作り上げるために設計者と専門の職人さん達の間に立って、工事の進捗状況を管理する職業です。企業からの求人数が最も多いく重要な業種でもあります。
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- インテリアコーディネーター
- 住宅、飲食店、オフィスなど建物の室内を機能的にキレイに整える仕事です。照明・壁紙・じゅうたん・カーテンなど、デザインをトータル的にコーディネートします。
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- インテリアデザイナー
- 建物内部の照明や家具の配置や構成・デザインや建物外部の装飾や空間構成のデザインをおこないます。建築士の意匠設計の一部のインテリアデザインを担当する仕事です。
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- 店舗デザイナー
- カフェやレストランなどの店舗を専門にデザインします。物販系、飲食系、オフィス系などそれぞれの専門知識やトレンドを必要とする仕事です。
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- 家具デザイナー
- 家具制作メーカやインテリア事務所などで、住宅やオフィス用のテーブル・椅子・収納棚・ソファ・タンスなどの家具をデザインします。また、製作までおこなう場合もあります。
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- インテリアショップスタッフ
- 家具・照明・壁紙・カーテンなど室内のインテリアを扱う店舗のスタッフです。色や色彩統一などセンスが問われる仕事です。また、商品の専門知識も必要とされます。
卒業生の声
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2013年03月卒業
東京都立総合工科高等学校出身
学校での学びが役に立っている
自分はいま、株式会社フジタで施工管理の仕事をしています。入社後、初の建設現場ではコンクリート工事について深く知る機会があり、現在の現場では建物一棟を担当しているため、全ての工程について学ぶ機会に恵まれました。経験したことのない担当工事では不安もありますが、東京テクニカルカレッジで多くの知識を身につけることができたために作業方法などをイメージしやすく、学校で学んだことの一つひとつが現場のさまざまな場面で役立っていると感じています。大手を狙えるのがこの学校の利点
東京テクニカルカレッジに入学したのは、深く長く学べる4年制だったことが決め手でした。建築について専門的に学んだことは自分の誇りで、知識量は同期の誰にも負けない自信があります。現場監督として現場に立つときも深掘りして学んできた分、スタートラインが違うことを実感しています。大手企業を就職先の目標に設定できる専門学校は限られていますが、東京テクニカルカレッジにはそのチャンスがあるのが大きな利点です。正直にいうと、自分もこの学校に入っていなかったら、フジタに入社できていなかっただろうと思っています。
将来の目標としては、ひとつの区切りとして所長になることです。そのためには、工事の担当を一人で全うできるようになることがまず第一。そして、知識、判断力、決断力を磨き、現場で起きた問題をその場で解決できる力を極めていきたいと思っています。
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2015年03月卒業
東京都立秋留台高等学校出身
思い出深いのは卒業制作
建築に興味を持つようになったのは、初めて東京ミッドタウンを目にした時、その存在感と雰囲気に惹かれたことがきっかけでした。建築科には3Dのモデリングソフトを使い、小さなものから最終的には建物のデザインをおこなう授業があります。私はそれをうまく使えるようになりたくて、時間を見つけては勉強し、1年次の後半頃にはイメージどおりのものをCGで表現できるようになりました。
卒業制作ではそのソフトで工芸品に着目した店舗をデザインし、商業施設をつくりました。自分でもいいものができたと納得できる自信作になり、学生時代の印象深い思い出になっています。
視野を広げて行動するのが大事
卒業後は水澤工務店で施工管理や現場の工程、作業の安全などを管理する現場監督をしています。私が今、携わっている現場は、完成までに1年以上かかる高級注文住宅で、建築家のこだわりや通常の住宅とは違う高度な技術を要するイレギュラーな要素が散りばめられています。ときには壁にぶつかることもあり、乗り越えるのは容易ではありません。切磋琢磨の末に施工が完了したときは、達成感というより無事にゴールにたどり着いた安心感のほうが強いように思います。今は漠然と建築物が好きという人も、好きなものを見て、探していくうち、自分はこういう建築が好きなんだ、自分は空間が好きなんだというように好きの方向が見えてきます。視野を広げて行動することはとても大事です。それは自分の可能性を広げることにもつながっていくと感じています。
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2018年03月卒業
東京都立武蔵丘高等学校出身
毎月1〜2回ある校外学習が
学校選びの決め手になりましたインテリアに興味を持ったのは、小学生のころ、実家を新築した際に自分の部屋の壁紙やカーテンを選んだことでした。今でも家の仕様を決めたときの記憶は残っており、子どもながらに自分の好きなものを選んで部屋をつくる楽しさを感じたのを覚えています。東京テクニカルカレッジは、他の学校と比べて圧倒的に校外学習の数が多く、実際に大好きなインテリアに触れることができるということ、また学習先も設備や照明などさまざまで、卒業後の仕事のイメージがつきやすいことが魅力に感じました。資格取得にも積極的で、毎年行われるインテリアコーディネーター取得のための長野研修が一番の楽しい思い出です。普段から先生と生徒の距離が近く、分からないことがあれば、放課後や休み時間でもサポートしてくれるのでとても心強かったです。
現在はハウスメーカーで
CADオペレーターとして活躍入学当初はインテリア関係の仕事に就きたいと考えていましたが、授業で図面など建築に触れることも多く、建築関係という選択肢が広がりました。ハウスメーカー中心に就職活動を行い、現在はCADオペレーターとして、戸建て住居の配置図・平面図・立体図を描いています。授業でイラストレーターやCADなどの難しいソフトの使い方を一から学べたことがとても生きています。入社してから25棟の物件を担当し、15棟の引き渡しが終わりました。
日々忙しいですが、自分が担当した物件が実際に建っているのを目の当たりにすると、非常にやりがいを感じます。
今は経験を積み、知識を吸収して、建築・インテリア業界で活躍できる人になりたいと思っています。