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2022.03.11 バイオテクノロジー科

2021年度 バイオテクノロジー科 卒業研究発表会 [077〕

3月2日、東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科2年生の卒業研究発表会がありました。卒業研究ができる期間は3か月程度。毎年、短い研究期間の中で自らテーマを設定し、これまで身につけた分析技術を使って取り組みます。

学生はトライ&エラーを何度も繰り返し、最後まであきらめずに粘り強く実験をしていました。そして、ようやくたどり着いた発表会。発表会では、活発な質疑応答や意見交換がなされ、とても盛り上がりました。


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卒業研究テーマ(2021年度)

① 酵母の違いによるパンの品質変化

② 発酵条件におけるワイン成分の差 →詳細はブログへ

③ 廃菌床から抗生物質の抽出

④ ルテイン抽出・精製及び抗酸化作用についての研究

⑤ 永久植物組織標本の作製

⑥ コチョウランの株の再生と組織培養法の確立 →詳細はブログへ

⑦ オレンジジュースからのDNA抽出

⑧ 大豆の加工によるDNAの分解 →詳細はブログへ

⑨ PCRを使った米の品種間系統分析

⑩ バイオエタノール生産に向けた遺伝子資源の探索

~キノコからのセロビアーゼのスクリーニングと精製~

⑪ 各種微生物のセロビアーゼ活性 ~酵素活性の比較と検討~

⑫ 日本で市販されているペット用試料や食品、植物からのGM由来DNA断片の検出

⑬ ゲノム編集により変異を導入した大腸菌の遺伝子解析

卒業研究発表を聴いた1年生の感想を一部紹介します。

✓こんな2年生になりたいと思いました。

✓先輩たちの発表が素晴らしく、来年自分がこんなに堂々と発表できるのか不安になりました。

✓各々の研究のテーマが面白かった。大豆の班のDNAの壊れる度合いを調べる手順が、なるほどと思った。

✓自分が使う方法、器具、試薬、サンプルについて、他の人よりも詳しく知っている必要があることがわかった。

✓計画性が大切だと感じた。

✓約3ヶ月という短期間の中であれだけ仕上げられていたのは、率直な感想として凄いと思った。

✓発表の構成・仕方、データの量等、今回の発表を次年度に活かそうと思いました。

✓研究内容はやはり難しかったが、程よい時間でわかりやすく説明してくださり、先輩方のレベルの高さを実感した。 など。

 

発表を終えた2年生は、達成感に満ちた晴れやかな顔をしていました。そして、1年生は2年生のプレゼンテーションに刺激を受けた様子。これからの成長が楽しみです。

 

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文責:宮ノ下いずる

 

 

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