第4回 学生通信 (東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科)〔G04-055〕
月末の金曜日は、RJP活動で広報担当の学生によるバイオ科通信をお届けしています。
9月は、RJP10班の広報部が投稿してくれました。
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こんにちは、バイオ科学生通信です。
第4回では、RJP(Real Job Project)活動から『食品の製造工程模型作り』『骨格標本作り』『グリーンカーテンとマウスの解剖模型』を行っている3つの班の活動をご紹介します。
食品の製造工程の模型作り
発酵食品(今回は酒造)をテーマに、その製造工程を模型としてわかりやすく伝えるとともに学内で展示を行い、教材として使ってもらうために活動しています。また、発酵食品に利用される微生物をキャラクター化し、微生物と食品を関連付けて覚えてもらうためのグッズ作り等もする予定です。製造工程の模型に関しては確定ではありませんが、完成品を販売する方向でも考えているようです。現段階では、設計図を一通り作成しこれを基に模型を作り始めています。
写真は、現段階で制作した設計図と模型です。
図2の右から、食品原料の圧砕、発酵、圧搾の工程のフローを表した模型だそうです。
食品系の企業に就職を希望している方にとっては特に有用な教材になると思うので、これからどのような形で模型が出来上がるのか楽しみです。
骨格標本作り
本校では、1年生の2学期にマウスの解剖実習があるのですが、解剖がどうしても苦手という学生が例年数人は出てきてしまいます。そんなマウスの解剖実習が苦手な人に向けて骨格標本を手作りし、実習ができなくても骨格構造が理解できるようになってほしいという目標を掲げて活動しています。
現段階では、マウスの骨格標本を最初に作るのは班内で難しいと判断し、魚の骨格標本を練習も兼ねて先に作っています。
細かい作業が多く、手先が器用でないと難しい作業なので取材をして話を聞いた感じだととても大変そうでした。それでも、制作途中の作品を見るととても精巧に作られていて、完成した作品を見るのが楽しみです!
グリーンカーテンとマウスの模型作成
マウスの骨格標本作りの班はマウスの骨格構造に特化した模型に対して、マウスの解剖をイメージしやすいようにマウスの模型作りを進めています。それと同時進行で、グリーンカーテンを作っています。
現段階では、アサガオを育ててグリーンカーテン作りを進めると同時に、マウスはぬいぐるみの綿を抜き食道と胃を作りゾンデの練習で使えるマウスを作っています。
どんな朝顔の花が咲くのでしょうか?
グリーンカーテンの完成が待ち遠しいです!
文責: RJP10班 学生T&N
★学生通信バックナンバー★
2021年 6月号 第1回 学生通信(バイオ科)RJP9班
2021年 7月号第2回 学生通信(バイオ科)RJP10班
2021年 8月号 第3回 学生通信(バイオ科)RJP9班
◆オープンキャンパスのお知らせ◆
『本格的な無菌操作の実験体験』
9月26日(日)
午前 10:00~12:30
午後 14:00~16:30
無菌操作はバイオで必須の技術です。今回は酵母の画線培養にチャレンジ!
担当講師:松井
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(実験を担当する講師全員2回のワクチン接種を終えています。)
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