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学科ブログ

2026.08.10 バイオテクノロジー科

実習紹介:応用バイオ化学実験 遺伝子発現実験2(2/3)

GFP遺伝子が発現した大腸菌からDNAを抽出し、電気泳動で解析しました。

大腸菌の細胞壁を溶解するリゾチーム(溶菌酵素)処理やアルカリ・SDS(洗剤のような界面活性剤)処理、さらにフェノール抽出(除タンパク質)、エタノール沈殿(濃縮)を経てDNAを抽出しました。

得られたDNA(プラスミドDNA)をアガロースゲル電気泳動で確認します。プラスミドDNA以外にゲノムDNAやRNAも含まれています。続いてRNase(RNA分解酵素)処理、制限酵素処理により、プラスミドDNAが導入したDNAであることを電気泳動で調べます。

大きさが分かっているDNAマーカーの電気泳動プロファイルから標準曲線(検量線)を片対数方眼紙を用いて作成し、DNAのサイズを測定します。GFP遺伝子が含まれているプラスミドDNAが上手く大腸菌に導入されていると推定されました。

使用したNaOH, SDS, 酢酸, フェノール, エタノールなどの試薬は、試薬特級を用いました。

★本実験で使用した変異原性物質(EtBr)は外部委託により焼却廃棄。フェノール等の使用済試薬も外部委託にて法令を遵守して処理しています。

遺伝子発現実験3につづく

 

【使用した試薬・機器】

試薬特級: 富士フィルム和光純薬株式会社

制限酵素(EcoRI, SalI, BstEII): タカラバイオ株式会社

アガロース SeaKem® MEアガロース: Lonza

Mupid アガロースゲル電気泳動装置: 株式会社Mupid

トランスイルミネーター・ゲル撮影装置 :  ATTO株式会社

ハンディ型長波長(365 nm)UVランプ: フナコシ株式会社

簡易型LED紫外線照射(一般市販品)

文責:大藤道衛(非常勤講師

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