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2020.09.25

バイオテクノロジー科

グリグリ、スリスリ。 学生が、乳鉢で野菜をすりつぶしています。 もやし、枝豆、トマトにブロッコリー。 すりつぶした野菜を使って、今日はどんな実験をするのでしょうか。 野菜はビタミン、ミネラルが豊富ですが、 実は、タンパク質の材料になるアミノ酸も たくさん含んでいます。 今日は、野菜のすりつぶし液(汁液)を使って、 アミノ酸を分析する実験にお邪魔しました。 すりつぶした汁液を薄層プレートにスポットしていきます。(本番の前にろ紙にスポットテストをする学生)スポットしたらドライヤーで乾燥。乾いたら、またスポット。 汁液をつけて乾かす作業を何度も繰り返して、汁液に含まれる 成分を濃縮してきます。 この薄層プレートを展開液にひたすと、 毛細管現象で展開液と一緒にアミノ酸が上に移動します。 この時、アミノ酸の種類により移動距離が異なり分離できます。たとえば、ロイシンは、移動速度が速く、遠くへ移動します。 アルギニンは移動速度が遅いため、スポットした点からあまり動きません。 分離後、発色剤でアミノ酸を目視できるようにしました。 実験の結果、もやしには、たくさんのアミノ酸が含まれていることが わかりました。 「もやし」は安くておいしいだけでなく、 栄養価も高いすばらしい健康食品なのです! 実験終了後は、実験レポートを作成します。 (アミノ酸の移動度からRf値※を計算している学生。)「実験をやるだけなら、誰でもできます。実験の後に しっかり結果をまとめ、考察することが大切です」と松井先生。 厳しくも楽しい実験生活がこれからも続きます。 みなさん、頑張りましょう! 来週のバイオ科ブログもお楽しみに★薄層クロマトグラフィー:薄層プレート上で成分の分離・同定を行う分析方法です。             バイオ科では、アミノ酸のほか、糖の分析に用います。 Rf値※:溶媒の移動距離と求めたい物質の移動距離の相対値 文責:宮ノ下いずる

2020.09.18

バイオテクノロジー科

前回のブログではバイオ科3班のRJP活動をご紹介しました。 今回はその第2弾! 小学生向けの実験教室の教材開発をしている4班の活動を 紹介します。 これまで、バイオ科はRJP活動で、理科実験教室を開催し、 近隣の小学生を中心に実験の楽しさを伝えてきました。 バイオ科 実験教室の例 しかし、今年はCOVID-19の影響で、対面での実験教室が できません。 そこで4班は、インターネットを通して理科実験教室を行うことはできないか検討することにしました。「実験の様子をweb配信しようか。」 「家庭にあるもので実験できるようにしよう。」 みんなで、いろいろな実験案を出し合いました。 11案の中から「スライム」「水の層」「ペットボトルで作る顕微鏡」「アイス作り」 の4つにしぼり、家庭で楽しめる理科実験教材作りを始めています。 今回は、「水の層」の実験を担当する1年生のTさんに密着取材しました。 まるでレインボータワーですね。これはどうやって作ったのですか?濃度の異なる食塩液を5種類(NaCl 30,20,10,5, 0%溶液)作り、それぞれ絵具で色 をつけます。(写真は水に塩と絵具を入れてマグネチックスターラーで攪拌している様子) 塩は比重が大きいので、水より重い。 塩の濃度が高いほうがより重く、沈みやすくなります。 そこで、30%の塩水の上に、20%の塩水、次に15%、10%と スポイトを使ってゆっくり重ねていくと、 混ざりあわず層になって観察できます。 さらに絵具の色を変えると、さまざまなカラーバリエーションが楽しめます。なるほど!塩濃度の密度勾配を利用するのですね。 でも、小学生に「濃度」や「比重」という言葉はちょっと難しいような 気がします。 「濃度」の高低は、しょっぱさの違いで説明できないか。 「比重」の大きさは、水より重いものと軽いものを実験で見せて伝えよう。 「作り方」だけでなく「伝え方」も自ら試行錯誤で学んでいきます。 親子で楽しめる理科実験教材の完成が待ち遠しいです。 来週のバイオ科ブログもどうぞお楽しみに★  マグネチックスターラー: 磁力の力で攪拌子(スターラーバー)を回転させて、               液体を攪拌(かくはん) する装置。               水に粉末の試薬を入れて溶かす時によく使用します。  文責: 宮ノ下いずる

2020.09.15

環境テクノロジー科

今年度第1回「Eco-Café」(エコカフェ)を開催いたします。 Eco-Café は、東京テクニカルカレッジ 環境テクノロジー科が、一般社団法人 環境教育振興会 等と協力して2014年以来定期的に開催している市民講座です。どなたでも参加いただけます。※ 今回はオンラインでの開催となります。参加方法についてはこの記事末尾をご覧ください。2020年度第1回Eco-Cafe〇日時:2020年9月18日(金) 18:00~19:30 〇オンライン形式による講演 〇演題:『感染症と野生生物保全』 ~野生生物と人とのかかわりについて~ 〇講師:三間淳吉氏 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)自然保護室  WWFジャパンWebサイト: https://www.wwf.or.jp/ 〈内容〉 動物から人へ感染する「動物由来感染症」、「人獣共通感染症」によって、私たちの社会は大きく影響を受けています。 環境保全活動、環境に配慮した生活行動、持続可能な経済活動等を通じて野生生物と人との適切な関係を築くことが、こうした感染症対策にもつながることから、世界各地で野生生物の保護、地球環境の保全活動を行っている「世界自然保護基金(WWFジャパン)」の三間淳吉氏に野生生物保護の現状、野生生物の取引などについてお話し頂きます。また、エキゾチックペットなど私たちの身の周りにもある野生生物との関係についてもお話をお聞きします。 ※ 感染症に関する症状・感染予防策などについては、今回は話題に取り上げず、病気そのものや症状に関して踏み込んだ議論は行いませんので、ご参加にあたりご注意ください。 〇主催・共催:専門学校東京テクニカルカレッジ、一般社団法人 環境教育振興会 〇参加費:無料 〇参加お申込み方法: 電子メールで ecocafe@eepa.or.jp (環境教育振興会)まで、氏名、所属、メールアドレスを明記のうえお申込ください。 参加の手順等をお伝えいたします。

2020.09.11

バイオテクノロジー科

東京テクニカルカレッジにはRJPというユニークな授業があります。 RJPは、Real Job Project (リアルジョブプロジェクト)の頭文字で、 学生が主体となり、他の学科との共同企画や企業さんとの共同開発をおこなう授業です。この活動を通して、自ら考え行動できる人材を育てたいと考えています。詳しくはこちら↓RJPとはバイオ科RJPの例 今年のバイオ科は1-2年生混合の8班編成でRJP活動をしています。 7月からグループごとにテーマを設定し、予算や計画を立ててきました。 今回は、緑化活動をしている3班の取り組みについてご紹介します。 RJP3班は6Fのテラスの花壇でハーブを育て、 栽培したハーブを使って石鹸やハーブチンキなどのオリジナル製品を 開発しようと計画しています。 まずは雑草で覆われた花壇の除草作業から始めたようです。腰に安全帯をつけて、スコップで土を掘り起こす男子学生。 ここで、ローズマリーやミント、ジャスミンなどを育てる予定です。 9月4日は2期のRJP活動を振り返る報告会がありました。 COVID-19拡散防止のため、密集を避ける対策として、 発表者は隔離された別室で、残りの学生は2教室に分かれて、 Zoom中継で行いました。 RJP3班は3期から実際にハーブの栽培を始め、製品開発に向けた一歩を 踏み出すようです。 ハーブの香りが漂う花壇ができる日が待ち遠しいですね。 今後は、他班のRJP活動についてもご報告していきます。どうぞお楽しみに★ 文責: 宮ノ下いずる
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