データサイエンスの将来性・市場について
データサイエンスやAIは今後ますます将来性が見込める分野だと考えられます。その要因として、あらゆる業界でビッグデータの活用がおこなわれていることや、政府による教育・人材育成の強化をしていること、給与面など魅力的な仕事の一つであること、DX社会が推進する中で需要が高まることなどが挙げられます。
進路選択に悩んでいる、将来目指す職業がまだ具体的にイメージができない方は、ぜひ参考の一つにしてみてください。
現在、ビジネスの現場ではビッグデータの活用を通して分析、課題を解決することがおこなわれています。業界を問わず、今後もますますデータ活用ができる人材が求められる事が予測されており、大学や専門学校などの教育機関におけるデータサイエンス教育の強化も進められています。
参考:文部科学省「AI戦略などを踏まえたAI人材の育成について」
また、2013年には「データサイエンティスト協会」が発足し、カリキュラムの作成・評価軸の設定等もおこなわれています。ITの先進国であるアメリカにおいても、データサイエンス修士号を取得するためのカリキュラムがスタートしています。
データサイエンス市場はますます需要が高まると考えられます。データサイエンティスト協会がおこなった、日本国内企業283社を対象としたデータサイエンティスト採用に関するアンケート(※1)によると、既に62%もの企業がデータサイエンスに関する専門部隊を持っていると回答しました。また、データサイエンティストを雇用しようと思ったが”確保できなかった”と回答した企業が37%最も多く、求める企業が多いのに対して、人材がいないと言えそうです。
さらに、データサイエンティストに求める人物像は、「データによるビジネス課題解決を得意とする人材」が41%と最も多い結果となりました。つまり、専門的なスキルを活用したエンジニア的側面より、マーケティング的な貢献ができる人をより求められていると言えそうです。
※1 一般社団法人 データサイエンティスト協会「データサイエンティストの採用に関するアンケート調査結果」
https://www.datascientist.or.jp/common/docs/c-research_2019.pdf
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