第31回TTCバイオカフェ 2月14日(金)開催
「神秘の生き物 カブトガニがもたらすイノベーション」
今回のTTCバイオカフェは、田村弘志先生をお招きしてカブトガニがライフサイエンスにどのように貢献しているかのお話をうかがいます。田村先生からのメッセージ:「生きた化石ともいわれるカブトガニには、太古から細菌や真菌の菌体成分を鋭敏に検知し、侵入した微生物を排除する生体防御システムが備わっています。本カフェでは、演者らが開発した革新的技術である“微生物菌体成分の高感度定量プラットフォーム(カブトガニの血液成分を利用)”の誕生と広範囲な応用にスポットを当てます。さらに、注射薬の製造や品質管理,感染症早期診断へのグローバルな事業展開を通し、カブトガニがいかに医学・薬学,ライフサイエンス分野への貢献をはたしてきたか、“セレンディピティとイノベーションの創出”,“生物資源の高度利用とバイオ製品の産業化”という面から解説します。」 予約不要です、どうぞ気軽にご参加下さい。コーヒーとお菓子のサービスもあります。また、開演まで音楽演奏をお楽しみください。
共催:専門学校 東京テクニカルカレッジ (TTC)
日時:2020年2月14日(金)
受付開始 17:45 (開始前に音楽演奏があります。)
開始時間 18:00 終了時間 19:45
参加費:無料(コーヒーとお菓子のサービス付き)
場所:中野区東中野4-2-3(JR東中野駅前)
専門学校 東京テクニカルカレッジ 6階カフェテリア
お問合せ 電話:03-5651-5810(くらしとバイオプラザ21 佐々義子)
メール:ooto@ttc.ac.jp (東京テクニカルカレッジ 大藤道衛)
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■田村弘志(たむら ひろし)先生のご紹介■ LPSコンサルティング事務所 代表、順天堂大学医学部・非常勤講師。東北大学農学部卒、埼玉大学大学院理工学研究科卒(博士(学術))。1978年に生化学工業(株)に入社、東京研究所(現中央研)に配属後、グラム陰性菌内毒素(エンドトキシン)及び(1→3)-β-D-グルカンの高感度定量法を世界に先駆け開発、米国子会社への技術移転、日本発の革新的診断薬の海外展開、創薬シーズも含む国内外の特許権取得等に中心的役割を担う。2013年にLPSコンサルティング事務所を開設。順天堂大・非常勤講師のほか、東京薬大 客員研究員・非常勤講師、株式会社PropGene 顧問、Garson Lehrman Groupカウンシルメンバー、日本DNAアドバイザー協会(DAAJ)会長、日本バイオベンチャー推進協会(JBDA)専務理事・事務局長の要職を担う。学会活動においては、日本細菌学会産官学連携委員会・委員、内毒素LPS研究会 運営委員、国際誌のエディター等を務める。モットー:”Optimism is a strategy”、趣味: シュノーケリング& ダイビング、健康水泳、蔵元めぐり
■演奏者ご紹介■ 水野 美香 氏 東京都出身。武蔵野音楽大学卒業。 クラリネットを山本正治、柏野晋吾、磯部周平の各氏に師事。 ブルノフィルハーモニー管弦楽団首席 L・ダニエルに指導を受ける。 レ・スプレンデル音楽コンクール管楽器の部3位入賞。 全日本ベストプレイヤーズコンテスト入選。 現在、オーケストラ、吹奏楽、室内楽で演奏活動を行う傍ら、 吹奏楽バンドディレクターとして全国各地で後進の指導に力を入れる。 震災復興支援コンサート、病院施設への出張演奏を企画。 様々な海外アーティストと共に、アンサンブル公演を積極的に行っている。 CIEL東京室内楽団メンバー。
代表:大島美惠子(東北公益文科大学名誉教授)
副代表:正木春彦(東京大学名誉教授)
くらしとバイオプラザ21は、「くらしとバイオ」の視点で、バイオテクノロジーに関する情報をわかりやすく提供し、対話の場創りをしています。茅場町を中心に全国各地でバイオカフェを300回以上開催。東京テクニカルカレッジ(TTC)は実験教室などに協力、同法人の佐々義子常務理事はTTCのカリキュラム検討委員として、連携して活動しております。
TTCバイオカフェポスター↓
TTC BioCafe (Dr. Hiroshi Tamura) Feb 14, 2020.pdf
TTCバイオカフェの実施イメージ動画(2015年5月)は、ここをクリック
(川辺伸司科長作成:Web動画クリエイター科)