TTCバイオ科の学生はどんなところで学んでいるの? (バイオテクノロジー科)〔044〕
こんにちは、バイオ科の宮ノ下です。
COVID-19の影響で、来校して東京テクニカルカレッジ(TTC)のオープンキャンパスに参加することをためらっている学生さんもいらっしゃることでしょう。そこで今日は、実験室、機器室、講義教室、試薬準備室など、バイオ科の学生が普段使ってる場所をご紹介したいと思います!
JR総武線、東中野の駅のそばに、東京テクニカルカレッジ(TTC)のキャンパスがあります。TTCは地下1Fから地上11Fまでフロアがあり、フロアごとにそれぞれの学科が入っています。バイオ科の教室は4Fです。
大きな実験室が2つあります。実習内容にもよりますが、学年で使い分けています。1年生の実習と食品系の実習は407教室、2年生の実習は405教室で行います。コロナ禍の今は、密集を避けるため、片方の学年が遠隔授業などで空いている場合は、2教室に分かれて実験しています。
常温試薬はすべて、試薬準備室のカギのかかった棚に収納しています。学生が調製した試薬類は低温室(4℃)で保存しています。他に、-30℃フリーザー、-80℃フリーザーで凍結保存します。
精密機器は分析機器室(409)に設置しています。GCやHPLCは化学分析実習で使用します。機器室には、電子顕微鏡もあります!
インキュベータが7台ずらりと並んだ分離培養室(402)があります。42℃、37℃、30℃、25℃など様々な温度で微生物を培養します。また、日照条件の設定が必要な植物の組織培養物は、クリーンルーム内にある人工気象器で培養します。人工気象器はバイオ科に2台あり、日照条件や温度条件を変えて植物組織を培養することができます。
クリーンルーム(406教室)があります。室内には、7台のクリーンベンチ、1台の安全キャビネットが設置され、無菌操作が可能です。入室時は、清潔なキャップとマスクをし、クリーンルーム用のスリッパに履き替えます。クリーンルームは、動物細胞培養実習、植物組織培養実習、免疫学実習などで使用します。
はい。マウスは飼育室で飼育しています。1年生のマウス当番が、水やり、エサやり、寝床の掃除をしてくれます。
講義は、405、406の実験室で受けます。今はコロナ禍のため、換気がより徹底できる実験室もしくはZoomでの遠隔で講義を実施しています。
実験室がある4Fフロアは飲食禁止です。そこで、授業の合間の10分休みは、階段の踊り場で飲み物やお菓子を食べて休憩します。昼休みは、1Fのエントランス、各階にある階段の踊り場の飲食スペース、6Fの学生ホールなど各々が好きな場所に散らばって昼食を食べているようです。今は、コロナ禍なので、飲食時は黙食、おしゃべりはマスク着用で。
4Fには男女のトイレがあります。
最後にまとめると、4Fには2つの実験室(405、407)、分析機器室(409)、分離培養室(402)、クリーンルーム(406)、試薬準備室、マウス飼育室があります。この施設の中で、食品、遺伝子、微生物、化学分析、植物細胞、動物細胞、生物基礎実習など、バイオ分野の様々な実習がおこなわれます。コンパクトなスペースに、必要なものがすべて揃っている4Fフロア。とても使いやすいです。バイオ科の学びの場をイメージして頂けましたら嬉しいです(*^^*)
文責:宮ノ下いずる
\ 実験しよう! /
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7月18日(日)10:00〜12:30
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担当講師 宮ノ下
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