IoTの将来性・市場について
社会インフラの基盤やウェアラブルデバイスなどの急速な普及により、IoTやAIを活用できるエンジニアは今後も重宝される可能性が高いと考えられます。5GによるIoTの加速的な広まりや、AIの発展によるデータ活用の進化など、IoT分野の多様な可能性はあらゆる業界で活用が望まれています。
進路選択に悩んでいる、将来目指す職業がまだ具体的にイメージができない方は、ぜひ参考の一つにしてみてください。
私たちの生活を進化させてくれる、スマート家電やウェアラブルデバイスなど身近な普及の例からも想像できるように、IoTやAI技術を活用したエンジニアはますます求められることが予測されます。現在文部科学省では、学校のICT(Information and Communication Technology)環境整備を重要視しており、コンピュータや無線LANの整備、教育アドバイザーの派遣などに、2018~2022年度まで単年度1,805億円もの地方財政措置を講じるとされています。
IoTやAI、ビッグデータなどを活用した社会の変革に備えるための措置で、その将来性の高さや重要度が伺えます。
既にIoTの市場は大きく成長してきており、今後さらに拡大すると予測されています。IDC Japanの発表(※1)によると、2021年のIoT市場の規模はおよそ9兆3,000億円程と想定されています。今後も年間約12.1%で成長を続け、2024年には12兆6,363億円に達すると見込まれています。
また総務省のシミュレーションによると、IoT化した2030年の日本における経済成長のインパクトはおよそ270兆に相当すると考えています。想像がつかない大きな金額の数字ですが、IoTやAIを活用してビジネスをすることに大きなチャンスがあり、そのチャンスをつかめるよう教育環境の整備から備えていることがわかりそうです。
※1 国内IoT市場 支出額および前年比成長率予測、2019年~2024年
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ46213220
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