お仕事図鑑 - インテリアプランナー | 東京新宿から4分専門学校東京テクニカルカレッジ

インテリアプランナーとは

インテリアプランナーは、住宅や商業施設、オフィスなどのインテリアをプランニングし、設計するプロフェッショナルです。

お客さまやクライアントの要望や希望にもとづいて、使い勝手や機能性、デザイン性などを踏まえながら、具体的なインテリアを考えていきます。

また、必要な家具や照明などを選定するために、施工業者やクライアントと設計段階からかかわることもあります。

インテリアプランナーになるには、インテリアの知識だけではなく、トレンドや法令の知識、クライアントとのコミュニケーション能力なども求められます。

主に建築・設計事務所やインテリアデザイン会社、不動産会社などで活躍しています。

お客さまやクライアントと打ち合わせ、インテリアの希望や要望を聞き出します。

ライフスタイルやビジネス内容、予算、工期などを考慮しながら、最適なインテリアプランを提案します。

ヒアリングの内容をもとに、具体的なインテリアプランを立案します。

インテリアのカラーコーディネートや配置だけでなく、家具や照明の設計など、デザイン面でもアドバイスを行うことがあります。

施工業者の選定や見積もりの取りまとめを行うほか、施工中には現場に足を運び、工程管理や品質管理を行います。

予算内でより品質のいいインテリアを選べるよう、建材や家具、照明などの購入費用の調査や交渉を行います。

インテリアプランナーの勤務先には、建築・設計事務所、インテリアデザイン会社、建材メーカー、不動産会社などがあります。

なかには企業で経験を積みフリーランスとして独立して、内装やインテリアを専門に手掛けている人もいます。

近年はメディアやSNSでインテリアに関する情報が発信されているほか、個性的な空間へのニーズが高まっているため、企業内でのインテリアプランナーの需要も高まっています。

また、世界的に環境や健康への意識が高まっているため、エコロジーやウェルネス面に配慮したデザインができるインテリアプランナーが求められています。

インテリアプランナーになるには、特に学歴や資格が求められることはありませんが、専門的な知識や技術を学ぶことが必要です。

美術や建築が学べる大学や、インテリアについて学べる専門学校に進学するとよいでしょう。

専門学校では、インテリアデザインやインテリアプランニングなどを専門的に学べます。

学校によっては、実践的な授業や現場実習を通して実践力を身につけることができるでしょう。

企業に就職すると、まずは現場で実務経験を積みながら、インテリアに関するスキルや知識を身につけていきます。

インテリアプランナーになるために特別な資格は必要ありませんが、「インテリアプランナー試験」に合格し、登録を受けるとより仕事をする上で有利となります。

学科試験は年齢制限なく、だれでも受験することができますが、合格率は近年20～30％代を推移しており、数ある資格の中では難易度が高いものとなっています。

試験は学科試験と設計製図試験の2種類で、例年6月に学科試験、11月に実施される設計製図試験があります。

合格後に、学歴・資格などに加えて一定期間の実務経験を積むことで「インテリアプランナー」の称号を得ることができます。

インテリアプランナーの登録有効期間は5年間で、更新にはセンターが実施する「更新講習」を修了する必要があります。