2013年2月1日(金)に第9回TTCバイオカフェを行います。
2013年2月1日に第9回TTCバイオカフェを行います。今回のテーマは、ブタのゲノム育種です。
予約はいりません。どうぞ気軽にご参加下さい。コーヒーとお菓子も用意いたします。
テーマ:「ブタとゲノムのおいしい関係~ゲノム情報を使ったブタの品種改良~」
演者:美川 智先生 (独立行政法人農業生物資源研究所)
テーマ概要:「TOKYO X」や「ローズポーク」など、ちょっと贅沢でおいしいブランド豚。日本には250以上のブランド豚があると言われています。日本各地で飼育されているブランド豚の中には、ゲノム情報を利用して品種改良されたものもあることをご存知でしたか?つい最近、豚のゲノム解読が完了したことも後押しして、これからはゲノム情報が私たちの食卓を豊かにする時代になるかもしれません。では、実際、どのようにしてゲノム情報を利用した品種改良は行われているのでしょうか?今回のTTCバイオカフェでは、農業生物資源研究所 家畜ゲノム研究ユニット長の美川智先生をお招きし、ブタとゲノムの”おいしい関係”について紹介していただきます。コーヒーを傾けながら、科学の視点でいっしょに話し合いましょう。
主催:NPO法人 くらしとバイオプラザ21
共催:独立行政法人 農業生物資源研究所
専門学校 東京テクニカルカレッジ(TTC)
日時:2013年2月1日(金)
受付開始 17:45
開始時間 18:00 終了時間 19:45
参加費:無料(コーヒーとお菓子付き)
場所:中野区東中野4-2-3 Tera-House (東中野駅前)
専門学校 東京テクニカルカレッジ 6F学生ホール(カフェテリア)
お問合せ:03-5651-5810(NPO法人くらしとバイオプラザ21 佐々)
美川 智先生のご紹介
独立行政法人農業生物資源研究所 農業生物先端ゲノム研究センター 家畜ゲノム研究ユニット ユニット長
1995年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻博士課程修了(農学博士)農林水産省に入省、畜産試験場を経て現職。 研究の概要:家畜のゲノム解読や発現遺伝子解析などのゲノム情報基盤の整備を行い、それらを利用することにより家畜の経済形質を支配する遺伝子を単離し、効率的な育種改良を行うことを目的として研究に取り組まれている。
これまでのTTCバイオカフェは下記をご覧ください。
第1回2009年11月27日
「チョコレートの秘密〜ポリフェノールの科学」(梶睦先生 明治製菓)案内、レポート
第2回2010年9月17日
「グリーンイノベーション」(田部井豊先生 独立行政法人 農業生物資源研究所)案内、レポート
第3回2010年11月26日
「健康予測からご先祖のことまでわかる遺伝子診断」(田村智英子先生 木場公園クリニック)案内、 レポート
第4回2011年9月16日
「ゲノムの話〜どうしてガンはできるのか」(大藤道衛 東京テクニカルカレッジ・バイオ科)案内、 レポート
第5回2011年10月25日
「植物のストレス応答~私が植物から学んだこと」(佐々義子先生 NPO法人くらしとバイオプラザ21)案内、レポート
第6回2012年2月3日
「意外としたたかな植物 ~植物のストレス応答のしくみ解明と応用への試み~」(光原一朗先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物・微生物間相互作用研究ユニット )案内、レポート
第7回2012年5月18日
「植物と微生物における共生の進化 ~根粒を環境に優しい農業に役立てるには?~」(林誠先生 独立行政法人 農業生物資源研究所 植物共生機構研究ユニット長)
案内、当日の様子、レポート
第8回2012年11月30日
「保存料をめぐるいろいろな誤解と実際」(荒井祥先生 上野製薬株式会社)案内、当日の様子、レポート