「もう理系のバックグラウンドがないとは言わせない!]2023年度 内定者インタビュー第5弾
2023年度 内定者インタビュー第5弾
「もう理系のバックグラウンドがないとは言わせない!専門学校で学び 実験助手として働く」
日本医科大学 基礎医学部 実験助手 内定
バイオテクノロジー科 2年 Mさん
専門人材訓練生
Mさんは、専門人材訓練生です。調理師から食品原料会社に転職し、派遣社員として研究・技術者を目指していましたが、「理系のバックグラウンドがない」という理由で、理系大学出身者が入ってきたタイミングで契約を切られ悔しい思いを経験。そんなとき、ハローワークの検索サイトでバイオ分野の専門人材教育訓練制度を見つけました。「ここで理系の専門職の道を切り拓くしかない!」と決意し、TTCバイオテクノロジー科に入学しました。
高校までは理系科目があまり得意ではなかったと話すMさんですが、専門学校では積極的にバイオ分野の知識や技術を習得しました。はじめは食品原料会社への再就職を目指していましたが、さまざまなバイオ分野の学びを深めていくうちに、幼少のころから興味があった医療の仕事に魅力を感じてきました。「技術者として働くなら、自分は純粋に研究に没頭できる環境が向いていると考え、大学の研究室でのテクニシャンを志望しました。」とMさん。面接では技術者として医療分野に貢献したいという熱意が伝わり、みごと医学部研究室の実験助手として内定を獲得しました。
🔶TTCバイオ科で好きな教科🔶
免疫学、細胞工学技術、動物細胞培養(実験)、医薬品化学
——— 就活を通して大変だったことは何ですか?
仕事を失ったときのことを思い出してしまい、前向きな気持ちに切り替えるのに時間がかかったことです。
——— 自己分析はどのように行いましたか?
以前の職場で苦労したことや、人との関わりで自分の至らない部分を思い返しました。長所を見つけるのが苦手な性格ですが、今回は意識的に「自分の褒められるところ」を、じっくり考えました。
——— 就活でこれをやっておいて良かったと思うことはありますか?
自分の言葉で志望動機を話せるようになるまで、心に落とし込んだことです。
——— ストレスがたまる就職活動中に気分転換にしていたことはありますか?
ネット麻雀を打つこと!
——— ズバリ勝因はなんだと思いますか?
飾らず自然体で、本音で話したことですかね。また、家族が病気を患った経験がきっかけで医療分野に進みたいと思ったことが、面接官と同じだったので、共感いただいたことも少し影響したかもしれません。
——— これから就活が始まる後輩たちにアドバイスをお願いします。
何もかも初めてなので、不安な人も多いと思います。先生にご教示いただいたり、ネットで調べたり、すでに社会に出ている友達や家族に聞くなどして、不安を少しでも少なくして挑むといいのではないかと思います。
——— 卒業まで残り3ヶ月になりました。TTCでの思い出でとくに心に残っているのは何ですか?
テスト前、レポートで死にそうになりながら仲間と学校に残って夜遅くまで勉強したり、テスト休みにみんなで遊びに行ったり、クラスメイトとの楽しい思い出がたくさんあります。また、先生方に困りごとを相談したときに、とても親身に聞いていただきました。感謝しています。
調理師として働いた経験があるMさんは、本校で学んだ分析技術だけでなく食品加工についても精通しているのが強みです。RJP活動では、班員を率いて伸びるチーズの開発をおこない、温度管理が難しいモッツァレラチーズづくりに成功しました。
Mさんが大切にしている言葉は、「やらない後悔よりやる後悔」です。不安だからやらない、わからないからそのままでよい、ということをしないのがモットーです。チャレンジ精神をもって行動することの大切さを知っている彼女ですから、大学のラボ(研究室)でも、コツコツ研究を重ね、成果を形にしてくれることでしょう。これからも応援しています。
◆内定者インタビュー 2023年度 バックナンバー◆
・「学校も 企業も 情報だけでなく積極的に足を運んで選びたい! 」第1弾 食品会社内定
・「働くことは生きること。自分が成長できる会社で働きたい!」第2弾 化学分析会社内定
・「ひたむきに 猛々(たけだけ)しく!部活で培った精神が今の自分を支えています」第3弾 食品会社内定
・「自分らしく自然体でのぞんだ就職活動で試薬メーカーの内定を勝ち取る」第4弾 試薬メーカー内定
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