第42回 TTCバイオカフェ オンライン開催のお知らせ
さわやかな新緑の季節が近づいてきました。
本日のブログはTTCバイオカフェ開催のお知らせです。
毎年5月は「国際植物の日」(※1)のグローバルイベントとして植物をテーマにしたTTCバイオカフェ(※2)を特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21(※3)主催、本学共催で開催しています。
今年度のTTCバイオカフェは『寄生植物からアフリカの農業を守る』がテーマです。
みなさんは「ストライガ」という寄生植物をご存知でしょうか。トウモロコシやソルガムなどアフリカの主要穀物に寄生し栄養を奪って枯らしてしまうやっかいな植物です。
アフリカ全体では、日本の国土より広い5,000万ヘクタールもの耕作地にストライガが侵入しています。そのため、被害額も大きく年に1兆円にのぼります。
このたび、ついに日本の研究グループが防除剤を開発しました。今回のTTCバイオカフェでは、開発者の土屋先生にお話をうかがいます。
テーマ :『寄生植物からアフリカの農業を守る』
スピーカー :土屋 雄一朗先生(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任教授)
日時 :2024年5月10日(金)開始時間 18:00 終了時間 19:30
参加費:無料
どなたでも気軽に参加できるイベントです。
PDFはここ
お申込みはポスターの申し込みフォームもしくはQRコードからお願いします。
お申し込みQRコード
主催:特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21
共催:専門学校 東京テクニカルカレッジ (TTC)
※1「国際植物の日」はFascination of Plants Day。「世界のみんなで植物の大切さを考える日」として毎年5月18日を「国際植物の日」に定めています。この時期は、欧州植物科学機構(European Plant Science Organisation;ESPO)主導のもと世界中で植物関連のさまざまな活動がおこなわれています。
※2 TTCバイオカフェとは?
専門学校 東京テクニカルカレッジ(TTC)・バイオテクノロジー科 では、2009年より特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21との共催で「TTCバイオカフェ」を年に2~3回開催してます。バイオカフェは、1998年英国リーズで始まったカフェ・シアンティフィック(Café Scientifique)を起源としたサイエンスカフェのバイオ版です。科学の専門家と市民とが、お茶を飲みながら科学について語り合うイベントです。
これまでのTTCバイオカフェへはこちら
◆2017年のTTCバイオカフェ風景◆
COVID-19以前(2020年2月まで)のTTCバイオカフェはお茶を飲みながら行いました(校舎1階テラカフェ)
※2 特定非営利活動法人「くらしとバイオプラザ21」とは?
代表:大島美恵子(東北公益文科大学名誉教授)
副代表:正木春彦(東京大学名誉教授)
本学後援会団体の1つである「くらしとバイオプラザ21」は、「くらしとバイオ」の視点で、バイオテクノロジーに関する情報をわかりやすく提供し、対話の場創りをしています。茅場町を中心に全国各地でバイオカフェを350回以上開催。東京テクニカルカレッジ(TTC)は実験教室などに協力、同法人の佐々義子常務理事はTTCのカリキュラム検討委員として、連携して活動しております。