組込みエンジニア

テレビや冷蔵庫などの家電や工業製品などを動かすプログラム「組込みシステム」を開発するITエンジニアで、プログラミングの知識を生かして働きます。

組込みエンジニアとは

組込みエンジニアとは

組込みエンジニアとは、「組込みシステム」を開発するITエンジニアのことです。

組込みとは、おもに家電やスマートフォンなどの製品のなかにある小さなコンピュータを動かすためのシステムのことで、「組込みシステム」と呼ばれることもあります。

組込みエンジニアの仕事はソフトウェアの設計・開発が中心ですが、ときにはハードウェアの設計まで行うこともあります。

近年は画像処理に関する組込みシステムの需要が高く、家庭用のカメラやスマートフォン、医療機器やロボットなど、さまざまな場所で撮影した画像を活用するシステムの開発が注目されています。

組込みエンジニアの仕事内容

組込みエンジニアの仕事は、家電製品などの製品の中に組み込まれたコンピュータを動かしたり制御したりするためのシステムを開発することです。

 

組込みエンジニアの主な業務内容

(1)上流工程

製品の企画から、システム・ハードウェア・ソフトウェアの設計などのことです。

多くの場合、上流工程は経験豊富なエンジニアが担当します。

(2)下流工程

プログラミング(実装)、デバッグ・テスト、保守までは下流工程と呼ばれます。

下流工程は新人の組込みエンジニアが担当することが多く、一人ですべての仕事をこなすことはありません。

 

組込みエンジニアの仕事の流れ

仕事は、どのような製品をつくるのか打ち合わせをし、システム設計、ハードウェア・ソフトウェアの設計を行うところからはじまります。

そして設計した内容をもとにプログラミングを行っていき、その後、デバッグ作業やテストを行います。

システムが完成した後も、メンテナンスやバージョンアップなどのフォローを行います。

 

組込みエンジニアの勤務先

組込みエンジニアが活躍する業種は、家電業界やゲーム業界、産業機械、通信機器業界など幅広く、さまざまな場所で活躍することが可能です。

近年では、自動車業界、医療機器業界でとくに需要が高まってきており、なかでも画像処理に関する組込みシステムが発展してきています。

組込みエンジニアに限らず、ITエンジニアは業界全体で人手不足となっており、さらに近年はWeb系企業の人気が高まっていることから、とくに若いエンジニアが求められています。

組込みエンジニアになるには

組込みエンジニアの学校

組込みエンジニアになるには、まず専門学校や情報系の大学でプログラミング言語やソフトウェア、ハードウェアの専門知識を学びます。

組込みエンジニアが使うC言語やC++、Javaなどのプログラミング言語は、習得に多くの時間を必要とするため、学生時代に習得しておくと採用の際に非常に有利となります。

働く前に組込みシステムに触れることは難しいですが、実際に使用するOS、loTなどについて勉強し、ものづくりのノウハウについて理解しておくとよいでしょう。

 

組込みエンジニアのキャリアパス

卒業後は、メーカーやシステム開発会社に就職します。

業界全体として人手不足のため、意欲の高い若年層を積極的に採用して育てようと考えるところが多いです。

まずは先輩エンジニアから仕事を教わりながら上流工程から担当し、徐々に下流工程を任されるようになります。

キャリアを積むことで、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーになり、より大きな仕事をディレクションできるようになります。

家電や携帯電話・AV機器・自動車など、現代社会では、コンピュータを必要とするさまざまな機械に組込みシステムが使われています。

組込み系エンジニアの活躍の場は広く、今後ますます需要が増えていくと考えられます。

 

組込みエンジニア関連の資格

必ず取得すべき資格はありませんが、関連する資格には、「応用情報技術者試験」、「ETEC」(組込みソフトウェア技術者試験)、「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」、「OCRES」(OMG認定組み込み技術者資格試験)などがあります。

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