Graduate Voice

卒業生の声

環境テクノロジー科

水を守り、社会を支える
フィールドエンジニア

水ing株式会社勤務

前野 健吾 さん

2022年3月卒業 /私立N高等学校出身

もともとインフラ業界を志望していて、2年という短い期間で働くための技術を身につけられる環境テクノロジー科に入学しました。インフラを目指したのは、性格的に人前に出ていくタイプではありませんが、縁の下の力持ちとして世界を支えるような仕事をしていきたいと考えたからです。

授業では、特に野外学習が印象に残っています。野外学習では、クラスで郊外の公園に通い植生調査をおこないました。昔から自然が好きなので草木を見たり触れたりするのも楽しかったですし、班ごとの授業なのでチームワークを高めるために努力をしたり、自分が果たすべき役割を考えて行動できたことは今の自分の力になっています。普段の授業や実験でもグループでレポートをまとめて発表する機会が多かったのでコミュニケーション力やプレゼン力もつきました。また、頻繁に現場のプロが指導してくれる機会があって、業界の最前線がわかるのもメリットです。私が就職した水ing株式会社も東京テクニカルカレッジの後援会企業で、授業で講義を聞いたのがきっかけで興味を持ちました。水は人間にとって絶対に必要ですし、仕事として確立されている点にも魅力を感じました。先輩たちもたくさん入社していて、その点でも心強かったですね。

現在はフィールドエンジニアとして、八王子にある大規模な大学に常駐し、学内にある汚水処理場の運転管理や点検業務をおこなっています。交代制で基本は一人で管理をします。微生物を使って水を浄化したり、空気の供給量を調整したりといった調整作業は経験値によるところが大きく、そこが難しいところですが、先輩たちから教わりながら経験を積み上げています。誰かがやらなければならない仕事を確実に全うしていくことが僕の幸せです。今後は、技術者不足に対応できるように、現場や作業の改善で業務の効率化を図れる人材になりたいですね。

進路を考えている皆さんにお伝えしたいのは、後悔のないようによく考えてから進路を選択することと、選択を後悔しないように自発的に行動することが大切だということ。

人生は選択の連続だと思いますが、どうか恐れずにいろいろなことに挑戦してみてください。

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