Graduate Voice
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文系出身、知識ゼロからのスタート!
基礎から熱心に指導してくれた学校
ガンホー・オンライン・エンターテイメント
株式会社勤務
下川 優樹さん
2008年3月卒業 /アメリカ・カリフォルニア州シグマスクール出身
子どもの頃からゲームが大好きだった僕がプログラミングに興味を持ったのは、大学時代にハマったオンラインゲーム(MMORPG)がきっかけでした。オンラインゲームはどのようにつくられ、どのように動いているのだろう。それを知りたくなったと同時に、自分のやりたいことはこれだと思い、大学を2年で中退。転校先を東京テクニカルカレッジに決めたのは、面接をしてくれた先生が熱心に指導してくれる印象を持ったためです。
ゲーマーではありましたが、文学部出身の僕はプログラミングの知識がゼロのまま入学しました。右も左もわからないところからのスタートでしたが、基礎から学べたからこそ、今もさまざまなプログラミング言語への挑戦ができているのだと思います。本気で学びた
かった私にとって、ゲーム業界や他業界で活躍しているプロフェッショナルの経験談を聞けたのも大きな財産になっています。また学業だけでなく、先生は社会人としてのマナーなども指導してくれて、その教えも社会に出てから大いに役立っています。
ベンチャー企業で7年ほど下積みを重ね、現在はガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社で、プログラミングの仕事をしています。今までに携わったゲームは『ケリ姫スイーツ』や『妖怪ウォッチワールド』、『パズドラバトル』『PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition』など。SNS社会になった近年はリリース後すぐにお客様の感想が耳に届くことも多く、「神アプデ!」などと評価いただいたときは、頑張って開発を続けてきてよかったと実感します。良い悪いの結果がすぐに出るスピード感は、ゲーム業界ならではのおもしろさかもしれません。
社内の後輩には、東京テクニカルカレッジの卒業生が2名います。入社当時は、期待と緊張でうまく力を発揮できない場面もありましたが、今では新規タイトル開発のプログラマとして活躍しています。仕事のやり方は人それぞれ。先人の知恵を取り入れつつ、自分なりの手法を開拓することが大切だと僕は思います。失敗は発見でもあるので、後輩たちには結果よりも挑戦することを心がけてほしいですし、行動と挑戦の大切さは、これからゲームプログラミングを学ぼうとしている学生のみなさんにもぜひお伝えした
いですね。