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バイオテクノロジー科

2年制/専門士/職業実践専門課程

About

わたしたちの健康や命を守る バイオ技術者になれる学科

2年間集中しておこなうさまざまな実験・実習・講義でバイオ技術者としての基盤となる技術と知識が身につきます。生物の持つ力を調べ、命を守る幅広い分野(食品・薬品・医療・医学など)で活躍できるバイオ技術者になれる学科です。

バイオ技術者とは?

バイオテクノロジーは生物の能力を学び、そこから生み出された技術です。バイオ技術者はこの技術を使って、食品や医薬品などのさまざまなものづくりや、医療・検査・分析などをとおして、わたしたちヒトの命を守る仕事を担っています。

01 バイオ分野を基礎からしっかり学ぶ

当科では医薬・医療・食品・生活環境分野が重要と考えています。あらゆる分野で活躍できる技術者を目指します。

02 PCR、電気泳動で遺伝子分析を学ぶ

身につけた化学分析、生物分析技術を基に、遺伝子・医薬・食品分析技術を身につけ、PCR、電気泳動技術を活用して遺伝子分析を楽しく学びます。

03 リアルジョブプロジェクト(RJP)

コーヒーに続いて、何度もテイスティングを繰り返しつくったオリジナルブレンドティーの開発に取り組んでいます。

04 実験スキルがアップする環境

人数分の実験器具をそろえて、1200時間以上の実習時間を使い、経験豊富な先生が一人ひとりにしっかり、実験スキルを教えていきます。

ココに注目!

バイオ分野を基礎から学ぶ

2年間で全員がバイオ分析技術(生物分析技術[微生物・動植物細胞・遺伝子取扱いなど]、化学分析技術)を修得できるカリキュラムとなっています。
さらに2年次の後半には、それまで学んだ技術をフルに活用する総合実験があります。

実習授業(授業の6割)

1200時間以上が実習です!人数分の実験器具を完備。
全員しっかりできるようになるまで繰り返します。

講義授業(授業の4割)

実習の原理・考え方を理解するための講義。
基礎から応用までしっかり学びます。

ココに注目!

バイオ総合実験(卒業研究・インターンシップ)テーマ例

◎遺伝子・医薬・医療系
  • PCRによるTAS2R38(苦味受容体)遺伝子検出法の開発
  • ヒト遺伝情報とAlu配列のPCR解析
  • PCRを用いた食品や作物中のGM由来のDNA配列の検出
  • 自家製電気泳動装置の作製とDNA解析への応用
◎食品系:食品加工法開発、食品機能解析、アンチエイジング
  • 出汁、その他種々の食品加工に及ぼす水硬度の影響について
  • 乳酸菌発酵生産物の抗ストレス効果について
  • 低カロリーのカステラの開発 -適した材料と配合の検討-
◎生活系:生活関連用品機能、開発
  • 使用する油脂の違いによる石鹸の性質の変化について -油脂の脂肪酸組成の影響-
  • 髪ダメージ回復法の研究 -食品素材を利用したトリートメントの検討-

ココに注目!

リアルジョブプロジェクト

仕事は一人ではできません。さまざまな専門家が協力して成果を上げていくものです。専門の知識技術を学ぶだけではなく、他の分野の人とコミュニケーションをとりながら、目標を達成していく。この経験を学校にいるうちに得て、社会で活躍する力をより高めていこうというのがこのリアルジョブプロジェクト(RJP)授業です。
当科では、1Fテラカフェの利用促進、バイオテクノロジー科、バイオ分野を広く知ってもらうことを目標に皆で活動しています。

①テラカフェメニュー開発

●オリジナルブレンドコーヒー(ホット用)をUCCフーヅ㈱との連携で開発

現在はアイスコーヒーの開発検討中。もうじき完成予定!!また、オリジナルブレンド紅茶も㈱リーフルと協同で開発提供しています。その他クッキーやスコーンなどの食品の検討もおこなっています。

②イベント企画、広報企画

●小中学生やご近所の方を対象にした理科実験教室を企画、年2回ほど実施しています

2019年3月28日 バスボム、紙の顕微鏡(米Foldscope社と提携)
2019年7月24日 ビー玉万華鏡、ぶくぶくカラフル水中火山、アルギン酸ビーズ

③店舗デザイン

●緑化(環境テクノロジー科と共同)1Fエントランス、6Fテラス花壇等の整備
●カフェに潤いを持たせることを目標に、緑化や植物などの展示標本づくりを検討

現在はハーバリウムの作製法、花の加工法を検討中。インテリア科とのコラボレーションも予定しています。

学校と企業(UCCコーヒープロフェッショナル株式会社)との連携で開発したオリジナルブレンドコーヒーをテイスティング中

米Foldscope社と提携し、学生による理科実験教室を開催。紙の顕微鏡づくりを体験
紙の顕微鏡
Foldscope Instruments,Inc.

就職は食品、薬品、医療、医学、進路は大学編入と幅広く

2年間でおこなう実習は、1200時間以上です。この時間を使って身につけた技術と知識を求めて、食品・薬品・医療・医学の分野をはじめとするさまざまな業界からの求人があります。
また、メーカーや大学院の研究室で活躍する人や大学へ編入する人もおり、年々進路の幅が広がっています。

就職実績(抜粋)

医薬・医療・化学系
  • 帝人ファーマ㈱
  • ㈱ジェイティクリエイティブサービス
  • 協和キリン㈱
  • ㈱昭和メディカルサイエンス
  • ニプロファーマ㈱
  • 生化学工業㈱
  • ほか
食品系
  • ㈱明治
  • 森永乳業㈱
  • 名糖産業㈱
  • 合同酒精㈱
  • キリンビバレッジ㈱
  • ㈱シャトレーゼ
  • ほか
植物・環境系
  • 三友プラントサービス㈱
  • 相田化学工業㈱
  • 帝人エコ・サイエンス㈱
  • ㈱太平洋コンサルタント
  • ㈱シー・アイ・シー
  • ほか
バイオ研究支援系
  • バイオ・ラッドラボラトリーズ㈱
  • ㈱高長
  • タイテック㈱
  • 広島和光㈱
  • アトー㈱
  • ナカライテスク㈱
  • ほか
公的研究機関
  • 国立研究開発法人理化学研究所
  • 埼玉医科大学 総合医療センター
  • 慶応義塾大学医学部
  • 国立精神神経センター
  • 東京大学大学院医学系研究科疾患生命工業センター
  • バイオ産業情報化コーソシアム
  • ほか
大学編入実績
  • 東京農業大学
  • 神奈川大学
  • 麻布大学
  • 信州大学
  • 東京電機大学大学院
  • ほか

バイオテクノロジー科教員よりメッセージ

大江 宏明

大江 宏明 科長

担当分野:
食品・分離精製・科学関連

これまで医療器や医薬品・食品の生産技術、安全性評価、細胞の分離や微生物の培養など、いろいろ経験しました。どんなことでもやってみると、必ず面白いところがあり、それを見つけて努力を続けると将来必ず役に立ちます。まず自分の興味のあることをやってみる。それを切っかけとしてさまざまなことに挑戦して経験を積んでおこなってほしいですね。

大藤 道衛

大藤 道衛 先生

担当分野:
遺伝子関連

DNA分析の実習を担当しています。バクテリアやヒトのDNAという10 億分の1グラム(ナノグラム)以下の微量な物質を扱うため、マイクロピペット操作や他の物質の混入(コンタミ)を防ぐ手法を身につけます。実験は、無菌環境で細かい作業を段取りよくおこなうことが大切です。この分野は、細胞よりも小さい目に見えない分子の世界を、自分の眼で見えるようにできる楽しさがあります。ナノの世界にチャレンジしましょう。

大藤 道衛

松井 奈美子 先生

担当分野:
酵素・生化学・微生物関連

バイオに関する技術力や学問を身につけるためには、最後まで諦めずに物事に取り組むことが重要となってきます。最後まで諦めずに実験をする。最後まで諦めずにレポートをつくる。最後まで諦めずに希望の企業の内定を勝ち取る。本学園に入って、最後までやり抜く楽しさを知ってもらいたいです。

    • 8:50

      朝当番が前日に洗っておいた器具を片づけ、今日の実験の準備をお手伝い。

      下矢印
    • 9:20授業スタート!

      今日の実習の目的・内容・方法の説明を受けます。ポイントや注意点を授業シートでしっかりチェック!ここが大切です!!

      下矢印
    • 10:00~16:00

      • ① 必要な薬品・器具を用意
      • ②溶液をチェック!
      • ③クリーンルームで作業!
      • ④顕微鏡観察で細胞チェック!
      一人ひとりが実験できる!豊富な「実験器具」
      下矢印
    • 16:10~

      実験結果をふまえて、グループディスカッション。パソコンでデータ処理やまとめ作業も必要です。

      下矢印
    • 授業終了後は、実験室全体を掃除します。掃除終了までが実験だという意識を忘れずに!!

  • ※学年はインタビュー実施時(2021年1月)のものです。

    吉田 龍斗

    バイオテクノロジー科2年 吉田 龍斗さん(埼玉県立浦和北高等学校出身)

    もともと実験が好きで菌や遺伝子組換えに興味を持っていたのですが、バイオテクノロジー科では菌を扱ったり、授業の6割が実験だと聞いて入学を決断しました。毎日の実験では役立つ技術を身につけられていると実感しています。実験は成功しても失敗しても、必ず原因があります。見直しをしたり、先生に相談することで理解をより深められるのも、この分野の楽しいところです。

    わたしの一週間

    1時限 9:20~10:50 免疫学1 細胞工学実験2 細胞工学技術 応用バイオ化学実験4 RJP ゲーム&読書
    自習 等
    アルバイト
    自習 等
    2時限 11:00~12:30 免疫学1 細胞工学実験2 細胞工学技術 応用バイオ化学実験4 RJP
    3時限 13:30~15:00 分離精製技術1 細胞工学実験2 細胞工学技術 応用バイオ化学実験4 RJP
    4時限 15:10~16:40 分離精製技術1 細胞工学実験2 細胞工学技術 応用バイオ化学実験4 RJP
    放課後 17:00~ アルバイト   家でレポート 家に帰ってゆっくり休む 家でレポート
  • 合同酒精株式会社 酵素医薬品研究所勤務
    2015年卒業 山口 美来さん(埼玉県立越谷技術高等学校出身)

    先生方が熱心に指導してくれます

     もともと食品業界に身を置きたいという漠然とした希望があり、高校卒業後にどのような学校に進学するべきかを調べているときにバイオ技術という言葉を知り、興味を持つようになりました。進学先を東京テクニカルカレッジに決めたのは、オープンキャンパスに行った際、先生方と先輩方が親切だったこと、そして、実験器具が他校よりも豊富に揃っていたためです。

     バイオテクノロジー科の魅力は、自分のやる気次第で、授業だけにはとどまらない活動や学びができる点です。先生方も熱心に指導してくださるため、入学当初はプレート培地に植菌することが苦手だった私も、授業を通じて難なくできるようになりました。

    学んだことは就職にも活かせます

     私は動物や培養、遺伝子等の実験に魅力を感じており、合同酒精株式会社を志望したのも会社の業務内容とマッチし、食にも間接的に携われると思ったからです。

     現在は主力製品ラクターゼのコストダウンのための研究に携わっており、主に菌の育種や培養、分析をおこなっています。その研究で私が取得した活性の高い株が実際の製造に使われ、大きなコストダウンを実現できたときは、今まででいちばんの醍醐味を感じました。

     東京テクニカルカレッジの授業ではさまざまな分野の実験ができるので、きちんと考えて理解し、自分のものにできたら、就職してからも存分に活かせると思います。実験や研究に何かしらのカタチで関わりたいと志す人なら、この学校で学んで間違いはないと思います!


    株式会社JTクリエイティブサービス勤務
    2015年卒業 内野 彩香さん(埼玉県立越谷東高等学校出身)

    白衣に憧れ、顕微鏡に未来を見た幼い頃

     もともと、“白衣を着て仕事がしたい”という漠然とした夢と憧れがありました。幼い頃、母に顕微鏡を買ってもらい、植物の葉や紙の断面などを観察するのが楽しいと感じたのも、今の仕事を志したきっかけです。

     学校選びの際は、何校ものオープンキャンパスに参加し、実際に自分の目で見て確かめました。東京テクニカルカレッジは、器具や機材がとても豊富で、実験道具が一人に一個使える点をメリットと感じました。また、先生方がとても親身に対応してくださったことや、体験させていただいた授業がとても面白かったことも印象に残っています。ここなら深い学びができると思い、入学を決めました。

     バイオテクノロジーと一口に言ってもいろんな分野があるのですが、学校での授業や卒業研究などでさまざまな物質の分析をしていたときに、分析装置の基礎を先生から教えていただいたのがきっかけで、それを活かす仕事は何かと考え、現在の会社にお世話になりました。

     主に化学系の分析業務を手がけていて、私はたばこの煙の成分分析を担当しています。正確にスピーディーにデータを提供するのが仕事です。何度も試行錯誤を繰り返しながら実験方法を考えて、良い結果が出たときはとてもうれしいです。


    貴重な体験を糧に、さらなる高みを目指したい

     先日、長らく取り組んでいた分析法改善が採用になり、分析効率アップに貢献できました。その成果を委託元の会社の皆様も大勢いらっしゃる中でプレゼンテーションをする機会をいただき、緊張もしましたが、とても良い経験になりました。今後も色々な業務に携わって努力を重ねていきたいです。


  • 生化学工業㈱/帝人ファーマ㈱/協和キリン㈱/ニプロファーマ㈱/ちふれホールディングス㈱/㈱タムラ製作所/㈱フコク/㈱メディクローム/㈱日本バイオテスト研究所/㈱明治/森永乳業㈱/名糖産業㈱/江崎グリコ㈱/㈱シャトレーゼ/㈱伊藤園/合同酒精㈱/㈱ボゾリサーチセンター/㈱ケー・エー・シー/日本ステリ㈱/㈱ジェイティクリエイティブサービス/㈱環境研究センター/三友プラントサービス㈱/㈱高長/ナカライテスク㈱/日油㈱/大和サービス㈱/(一財)材料科学技術振興財団/東京大学医学部/東京大学医科学研究所/慶應義塾大学医学部/埼玉医科大学 など

  • 中級バイオ技術者認定/上級バイオ技術者認定/毒物劇物取扱責任者/危険物取扱者乙種第4類/有機溶剤作業主任者/特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者/環境社会検定試験(eco検定)/食品衛生責任者/情報検定(J検)2級・3級/ビジネス能力検定(B検)ジョブパス3級/Microsoft Office Specialist(Excel, Word) など

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2022.01.14

バイオテクノロジー科

いよいよ最終学期の5期がスタートしました。バイオ科の2年生は卒業研究の追い込み、1年生もプレ卒研に大忙しです。さて、今回のバイオ科ブログは、後期(4期~5期)にお世話になっている3人の非常勤講師をご紹介いたします。須田 亙 先生  須田先生は、TTCバイオ科の1年生の微生物概論を担当しています。先生の授業はわかりやすくて面白いと評判です。授業を受けた学生が興奮しながらこんな話をしていました。「病気の人に、健康な人の便を移植すると腸内環境のバランスを整えることができる話、すごいよね。便移植って⁉衝撃だったよ。」須田先生は腸に生息する微生物(腸内フローラ)を解析し、それらが私たちの健康に与える影響を研究しています。微生物学の授業では、先生が行っているメタゲノム解析の最前線が学べます。 実は、先生はTTCバイオテクノロジー研究科の卒業生。微生物学に興味を持ったのは、TTCで出会った恩師がきっかけだったようです。今、研究者として活躍している先輩の姿に、バイオ科の学生は大いに刺激を受けています。 (須田先生には2017年TTCバイオカフェで「私達の身体にすむ細菌たち」と題してご講演頂きました)  〈プロフィール〉 TTCバイオテクノロジー研究科を卒業後、千葉大学大学院に進学し農学博士を取得 東京大学大学院新領域創成科学研究科 特別研究員 慶應義塾大学医学部 助教、講師を経て 現在は理化学研究所生命医科学研究センターに副チームリーダーとして勤務 先端NGSを用いたメタゲノム解析によって、ヒトの身体や、さまざまな環境に住んでいる微生物の生き様と、それが周囲に与える影響の解明に挑んでいます。 2020年から2年連続で、クラリベイト・アナリティクス社のHighly Cited Researchers(高被引用論文著者)に選出されています。参考utr(生研センター インタビュー記事) ■趣味/マイブーム 音楽鑑賞(どんなジャンルでも好きです)、散歩、アウトドア ■好きなもの/嫌いなもの 好きなもの:ラーメン、魚介類 嫌いなもの:アボガド ■私ってバイオ系人間だと思う瞬間 植物を育てるのが好きだったり、菌を培養するのが好きなところが、やっぱりバイオ系人間だな、と思いますね。 ■教育で心がけていること 生物学は、解析技術の進歩とともに、驚くような新しい発見が次々となされている現在進行中の学問だと思っています。このため講義では、教科書に載っていない最新知見をなるべく多く紹介するようにしています。 ■出身地 青森うまれ、東京育ち 佐藤 成美 先生  佐藤先生は、TTCバイオ科の1年生の授業を中心に、生化学、食品化学の講義を担当しています。先生は、知的好奇心が旺盛で、様々な分野のサイエンスに精通しています。先生にお会いするたび、最先端の研究の話を伺えるので、毎回、刺激的でとても楽しいです。 なぜ、そんなに幅広い知識をお持ちなのか。実は、先生は、研究機関や企業の研究者を取材して、専門家の話をわかりやすく書いて伝えるサイエンスライターとしてもご活躍です。『おいしさの科学』(講談社)をはじめ、これまでたくさんの著書があります。  ある日、佐藤先生とつくばでばったりお会いしました。「今日も研究機関へ取材ですか?」「ええ、今日はちょっと産総研(産業技術総合研究所)へ。つくばは新鮮な野菜が手に入るので、これも1つの楽しみなんですよ。」と微笑みながら両手にさげた袋の中をみせてくれました。中にはいろんな種類の新鮮な野菜がどっさり。食品化学をご専門の佐藤先生は、ご自身の「食」にも気を配っています(*^^*)〈プロフィール〉 東京水産大学大学院修士課程修了後、食品メーカー研究所勤務を経て、東京大学大学院博士課程修了(博士(農学))。現在はサイエンスライターとして、専門誌や科学系ウェブサイトに執筆しながら、複数の大学で非常勤講師も務める。 著書に『おいしさの科学』(講談社)、『理系学術研究者になるには』『理学部・理工学部(なるにはBOOKS 大学学部調べ)』『栄養学部』『農学部』(ぺりかん社)、『お酒の科学(おもしろサイエンス)』(日刊工業新聞社)、『科研費のしくみと獲得法がわかるービジュアル図解』((株)誠文堂新光社) など多数 ■趣味/マイブーム 旅行:旅先では市場やスーパーマーケットに必ず行く。 ■好きなもの/嫌いなもの 好きなもの:食べることは好き  嫌いなもの:寒さは苦手 ■私ってバイオ系人間だと思う瞬間 ・害虫や雑草でも写真をとって、種類を確認してしまう。 ・ゴミをみると、バイオマスという言葉が浮かぶ。 ■教育で心がけていること その分野に広く関心をもってもらう ■出身地 東京都生まれの千葉県育ち 古賀農人先生   TTCバイオ科では、薬の作用、副作用、薬の体内動態、漢方薬や予防薬など、医薬を学ぶ授業があります。バイオ科2年生の『医薬品化学』です。担当は精神科学がご専門の古賀農人先生。今年度もCOVID-19対策で、勤務先の病院からオンラインでご対応頂きました。  先生の授業は、学生一人一人に語りかけるスタイル。「花粉症の薬を飲んでいる方はどのくらいいますか?あ~結構いますね。では、その薬の副作用について答えてくれる人いますか?」数人の学生が声をそろえて「眠気です。」教室内に笑いがおこり和やかな空気に包まれました。オンラインですが、古賀先生の授業は対面と同じような臨場感があります。  授業の後も、先生は忙しい。学生が質問しようと待ち構えているのです。授業の内容以外にも自分が飲んでいる薬の副作用や体内動態についての質問もあります。古賀先生は、1つ1つ丁寧に答えてくれます。まるでカウンセリングをしているよう。先生のやさしいお人柄に、心許して、ついつい相談したくなるのです。〈プロフィール〉 佐賀大学農学部 学士 佐賀大学大学院 修士(農学) 筑波大学大学院 博士(医学) 現在は、防衛医科大学校 医学教育学部医学科 精神科学講座で助教として在職中。 ■趣味/マイブーム マウスの心理を知る。 ■好きなもの/嫌いなもの 好きなもの:とんかつ、船旅 嫌いなもの(苦手なもの):研究助成金の申請書づくり ■私ってバイオ系人間だと思う瞬間 ・サイエンス番組やドラマでついつい物申したくなる。 ・野山のネズミを見るとワイルドタイプと表現する。 ■教育で心がけていること 教科書に載っていないような新しい情報や、裏技的な内容もできる限り織り交ぜる。 ■出身地 生まれは群馬ですが育ちはあちこち。非常勤講師の先生方、いつもバイオ科を支えてくださりありがとうございます。この場を借りて深く感謝申し上げます。今後とも末永くどうぞ宜しくお願い致します。★バックナンバー★ バイオ科 非常勤講師紹介 №1 →主に前期(1期~3期)の授業をご担当頂いている先生をご紹介しています。バイオ科教職員紹介はこちら 2022年も東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科をどうぞ宜しくお願いします。バイオ科 公式Twitter 毎日更新中♪ バイオテクノロジー科 公式 (@TTCbio) バイオ科の学生Twitterは毎週金曜日更新☆ RJP学生 広報部Twitter (@BioRJP) こちらも宜しくお願いしま~す(*^ ^*) 文責:宮ノ下いずる
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2021.12.24

バイオテクノロジー科

月末の金曜日は、RJP活動で広報担当の学生によるバイオ科通信をお届けしています。12月は、RJP9班の広報部が投稿してくれました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーバイオ科 RJP 学生通信です。今年も残り僅かになり、6月から始まったRJP活動も各班で成果が現れてきました。第7回ではRJP「微生物アート班」「ドライフラワー班」「SNS班」の活動結果をお伝えします。 微生物アート 食紅で着色した培地に細菌や酵母を繁殖させて作品を作る微生物アート班の結果です。 まずは食紅で着色した培地に酵母を培養した結果、コロニーが青く着色したので調べてみることにしました。 着色したコロニーを、無着色培地に継代培養すると、通常の白いコロニー(生きた菌)が観察されました。この結果から、着色したコロニーは死んだ菌由来なので継代培養は不可能だと判断しました。            【微生物アート1】 こちらは菌液を絵筆にとり、培地に筆で絵を描いて培養させた作品です。 黄色の培地は酵母を使用した「TTCのロゴ」です。右側の「ふたば」の作品は3種類の菌で描いています。葉の外観を大腸菌、葉脈を黄色ブドウ球菌、それ以外の部分は酵母を使用しています。酵母で塗りつぶしたところに黄色ブドウ球菌で葉脈を描いてみたところ、混ざることなく培養されました。葉に立体感がうまれています。左側の「日本列島」には本土の部分と右下の沖縄の部分を黄色ブドウ球菌、それ以外は大腸菌を使用しているそうです。          【微生物アート2】次に青色の培地に大腸菌で「雪の結晶」を描いた作品です。複雑な模様もしっかりと表現されています。 赤い培地の「三角フラスコ」は、フラスコの輪郭に酵母、内部は大腸菌を使用しています。内側に植菌した大腸菌が横に広がり、輪郭線からはみ出てしまいました。菌によってコロニーの形状や増殖スピードが異なるため、特徴を理解して使い分けが必要なようです。 私は、菌で培地に絵を描けることに驚きましたが、絵のクオリティーも高くてすごいと思いました。今後はさらに多様な作品を制作していくそうです。完成が楽しみですね。 ドライフラワー 次に紹介する班は6階テラスの花壇で季節の花を育てている班です。今期育てたマリーゴールドでドライフラワーを作りました。シリカゲルを入れた缶の中に、マリーゴールドを並べて乾燥させます。 青いシリカゲルが水分を吸収すると紫色に変色するので、マリーゴールドに含まれる水分が吸収されていることが分かります。シリカゲルは多孔質の網目構造をしており、H2OやNH3をすいとる吸着剤として用いられています。 引用 『水ガラスやシリカゲルをの製法まとめ!反応式の作り方! | 化学受験テクニック塾 』シリカゲルで乾燥させたマリーゴールドは花の大きさや外形を保ったまま乾燥でき、色味も脱色されることなく残せたため、生花に近い見た目をしています。来年は冬花の球根を育て、標本席札の作製も検討しているそうです。バイオ科ではRJP活動のおかげで1年を通して色とりどりの花が見られます。 名刺 (バイオ科SNS紹介カード)学生通信の執筆やTwitterやInstagramを使ってバイオ科の広報を担当する我々SNS班ですが、今期から、バイオ科で発信しているSNSの紹介カードを名刺サイズで作成することにしました。4つのデザイン案を作成し、バイオ科の学生に好きなデザインを1つ投票をしてもらいました。 バイオ科学生から一番多くの票を獲得したデザインは4番でした。採用されたデザインの裏面にはワンポイントでクラゲの画像を入れています。これはオワンクラゲ由来の蛍光タンパク質の遺伝子を大腸菌に導入する実験から着想を得たものです。今後、これをバイオ科の紹介カードとしてオープンキャンパスに来た見学者に配布していきたいです。この紹介カードにあるQRコードから、私たちが投稿しているTwitter、instagramやブログをご覧いただけます。TTCバイオ科の学生の生活をより深く知ってもらえたら嬉しいです。 文責:9班 2年K ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーバイオ科ブログは1月7日まで冬休みを頂きます。次の更新は1月14日(金)です。どうぞお楽しみに~
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2021.12.23

バイオテクノロジー科

2021年12月16日(18:00 ~20:50)第12回遺伝子検査活用セミナーがZoomによるオンラインセミナーとして開催されました。セミナーポスターの掲示(東京テクニカルカレッジ・東中野校舎エントランス)開催案内はここをクリック 主催:日本DNAアドバイザー協会(DNA Adviser Association of Japan: DAAJ)共催:専門学校東京テクニカルカレッジ(TTC)協賛:日本バイオ技術教育学会講演は、ご講演者に来校いただきまして、十分な感染防止対策を施してバイオテクノロジー科の実験室(407)からZoom配信いたしました。午後6時、DNAアドバイザー協会(DAAJ)ファウンダーである川口竜二理事の司会によりセミナーは開始されました。 演題1:「DNAアドバイザー協会(DAAJ)の活動趣旨」田村弘志 DNA アドバイザー協会会長(Hiroshi TAMURA, Ph.D.)LPSコンサルティング事務所 代表(博士(学術)) 田村会長からは、個人遺伝情報の正しい活用からDAAJの活動趣旨、そしてDAAJ認定のDNAアドバイザーについての解説がありました。演題2:「遺伝子検査活用セミナーの習得基準と周辺技術の動向」川口竜二 DNAアドバイザー協会ファウンダー/理事(Ryuji KAWAGUCHI, Ph.D.) 株式会社プロップジーン 代表取締役社長(博士(工学))DNAアドバイザーならびにマスターDNAアドバイザーの認定資格の解説と必要な知識の説明がありました。さらにSARS-CoV-2遺伝子検査の現状、COVID-19の今後の見通しについて解説がありました。演題3:「遺伝子解析技術とゲノムリテラシー教育」大藤道衛 DNAアドバイザー協会理事(Michiei OTO, Ph.D.)東京テクニカルカレッジ(TTC)講師(博士(医学))DTC遺伝子検査を理解すために必要な「バリアント」など基本的な用語の説明、個人遺伝情報取扱いの解説、さらに米国のPCR教材やゲノム編集教材などゲノムリテラシー醸成に向けた教育の現状についての解説がありました。演題4:高精度なロングリードシークエンシングが医療に果たす役割Highly accurate long read sequencing and its potential in medical careマイケル・パウメン(Michael Paumen, Ph.D.)Pacific Biosciences 日本支店代表 (博士(医学)) パウメン先生は、1分子の塩基配列を高精度で解析できるロングリードシークエンシング技術”HiFi READS”の原理と特徴、さらには実際の応用例についてデータを用いて、詳しく解説してくださいました。最後に質疑応答、田村会長とのディスカッションもありました。演題5:DTC 遺伝子検査:自分ごととしてのゲノムの理解村松正明(Masaaki Muramatsu, MD, Ph.D.)、DNA アドバイザー協会 特別上級顧問東京医科歯科大学 ゲノム応用医学研究部門 分子疫学分野 教授(博士(医学)) 村松先生からは、単一遺伝子疾患と多くの遺伝子や環境要因が関わる多因子疾患の違い、最近注目されているポリジェニックスコアについて、分かりやすいご講義をいただきました。またDTC遺伝子検査を受ける際によくある質問について、丁寧に解説してくださいました。総合討論登壇者全員受講者からはご質問をチャットでいただき、登壇者がお答えしました。セミナー開催の模様登壇者による開催前の打ち合わせとリハーサル村松先生は、質問者に丁寧に解説してくださいました。田村会長とパウメン先生とのディスカッション最後に、日本DNAアドバイザー協会 上級特別顧問に就任されました村松正明教授からご挨拶をいただきました。 長時間に渡りご視聴いただきました受講者のみなさま、ありがとうございました。 東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科学生7名もオンラインで聴講いたしました。参加した学生によると、DTC遺伝子検査、先端のDNA解析技術、さらには検査に伴う個人遺伝情報について学び、自分たち一人一人のゲノムについて考えるよい機会となったとのことです。【日本バイオ技術教育学会のご紹介】 ご協賛いただきました日本バイオ技術教育学会は、バイオ技術者認定試験*の実施、バイオ教科書**の出版、 学術総会の実施、学会誌の発行などを通じて、バイオテクノロジーの専門家の養成を行い、さらにはバイオテクノロジーに対する市民からの理解を深める積極的な活動を行っています。*バイオ技術者認定試験は、多くの本学学生/卒業生が受検し認定を受けております。**学会教科書のいくつかはバイオテクノロジー科の教科書として採用しております。学会誌(バイオテクノロジスト)最新号(2021年秋号)には、日本DNAアドバイザー協会の紹介が掲載されています。【参考】これまでの遺伝子検査活用セミナー 本セミナーは、毎年実施されております。第11回の様子(2020年12月17日開催) 医療と検査機器・試薬 2020年6月号に特集として掲載されました。→ここをクリック。第10回の様子(2019年12月12日開催)医療と検査機器・試薬 2020年6月号に特集として掲載されました。→ここをクリック。第9回の様子(2018年12月19日開催)【配信中の感染防止対策】 演者の方々は感染防止対策を施した実験室にお越しいただき、講演を配信いたしました。 来校の際は、校舎入口にて検温・消毒の後、マスク着用で距離をとって座っていただきました。 講演に際し、演者のみマスクを外してお話しいただきました。実験室に設置された空気清浄機ならびに、ドラフトチャンバーを稼働させ、ドアを開けて換気に留意しました。
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2021.12.23

バイオテクノロジー科

去る11月19日(金)に第34回TTCバイオカフェがオンライン開催されました。案内は、ここをクリック。当日のレポートは、主催者である特定非営利活動法人くらしとバイオプラザ21のバイオカフェサイトに掲載されております。ここをクリックテーマ:「新型コロナとの戦いから学んだこと ~コロナ対策の課題とこれから~」 スピーカー:四柳宏先生(東京大学医科学研究所病院長) 日時:2021年11月19日(金) 18:30-20:00 ファシリテーター:佐々義子先生(くらしとバイオプラザ21)主催:特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21 共催:専門学校東京テクニカルカレッジ開催ポスターこれまでのTTCバイオカフェは、ここをクリック。
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