2025年度バイオ科 卒業研究もいよいよ追い込み!

東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科(バイオ科)では、学びの集大成として、学生が自ら研究テーマを考え、指導教官のサポートを受けながら卒業研究に取り組んでいます。
研究期間はわずか3か月間。1月は、その追い込みの時期にあたります。
2月25日の発表会に向け、現在はヒイヒイ言いながら実験三昧の日々です。

試薬調製も、手際よくできるように

先生のデモンストレーションを真剣に見学

クリーンベンチ作業も真剣に取り組んでいます

パイナップルは可食部と不可食部に分けて活用

なかなか溶けない…攪拌中
今年度は、2〜3人で構成された9グループが活動しています。
研究テーマは
・食品廃棄素材からのペクチンの分離
・香料成分の分析とオリジナル フレグランスの検討
・食品素材などからのヘアートリートメントの作製
・乳糖の影響を低減させる加工調理方法について
・麹菌セルラーゼ高生産株の突然変異育種
・高速かつ汎用性の高い植物組織標本作製法の確立
・病原性アグロバクテリウムを用いた双子葉・単子葉植物への汎用型感染システムの確立
・パイナップルの不可食部からのバイオエタノールの開発と評価
・新規PCRプライマー設計による特定遺伝子の高感度・特異的検出系の確立
と、さまざま。
食品・微生物・化学分析・遺伝子・植物と、バイオテクノロジー分野の幅広さを実感する内容となっています。

走査型電子顕微鏡で毛髪表面を観察

PCR断片をトランスイルミネーターで確認

発酵した培養液を蒸留中
実験に向き合うときの真剣な表情と、議論を楽しむ学生たちの笑顔。
その両方が見られるのも、この時期ならではです。まさに青春!

サンプル量を検討中

乳酸菌の培養スタート

トリートメント試作品です
基礎で培った知識や技術を応用し、試行錯誤を繰り返す。その経験こそが、学生たちのスキルと思考を大きく引き上げてくれます。
ある瞬間、まるでスイッチが入ったかのように劇的な成長を遂げる姿。 その瞬間に立ち会えることこそが、教員という仕事の醍醐味です。

真剣モード(顕微鏡観察)

真剣モード(サンプル調製中)

真剣モード(培養中)

真剣モード(組織標本作製中)

くし通りはどうかな?身の毛の摩擦抵抗を測定
実験結果を前に「あーでもない」「こーでもない」と学生たちと言葉を交わす時間や、何気ないおしゃべりのひととき。
私たちは、そんな何気ない交流の積み重ねも、同じように大切にしています。

パイナップルの甘い香りが教室中に広がっています

Pineapple-Pineapple!
さあ、みんなで2月末まで走り切ろう!
文責:宮ノ下いずる【190】