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2025.10.06 IoT + AI 科バイオテクノロジー科

第10回 全国工業専門学校協会 学生成果報告会に参加しました!(バイオテクノロジー科 IoT+AI科)

2025年10月4日(土)に第10回 全国工業専門学校協会 学生成果報告会が開催され、本校からはバイオテクノロジー科とIoT+AI科の卒業研究チームが代表として発表しました!

演者はこの春卒業したバイオ科のSさんと、IoT+AI科のMさんです。社会人として活躍する教え子たちと久しぶりに顔を合わせ、発表直前のリハーサルは都内のカフェでおこないました。原稿やスライドの流れを一緒に確認しながら、和やかな雰囲気で緊張をほぐす時間となりました。

会場は中央工学校の大きなホールです。ステージに立つ二人からは、緊張感が伝わってきます。本校の発表テーマは「物体検出アルゴリズム YOLO を用いたコロニー計測アプリケーションの開発」。他校の先生方や学生が見守る中、二人は力を合わせ、堂々とした発表を見せてくれました。

異なる学科の知識を持ち寄り、課題解決に取り組んだ点が高く評価され、「学科横断でここまでできるのは素晴らしい!」と嬉しい称賛の声をいただきました!分野を超えた連携の素晴らしさを証明してくれました。

今回は全国から5校が参加し、建築・ロボット・自動車整備・機械工学・バイオにIoTと、本当に多彩な分野の発表がありました。
姉妹校の専門学校 東京工科自動車大学校(中野校)も代表校に選出。1級自動車整備科の学生が、最先端のADAS(先進運転支援システム)搭載車両導入に向けたエーミング(校正)技術についての教育調査を、とてもわかりやすく発表してくれました。

実際に対面で聞くことで、それぞれの専門分野に夢中になっている学生たちの情熱を肌で感じ、私たち教員にとっても大きな刺激になりました。

発表後の懇親会も盛り上がりました!先生方は他校の先生方と教育の情報交換を、学生たちは互いの研究の苦労話や裏話を、リラックスした笑顔で楽しそうに語り合っていました。発表を終えたあとの達成感あふれる表情が、印象的でした。

学生時代に夢中になって取り組んだ経験こそが、卒業後も活きる大きな財産になります。学科の枠にとどまらず、外に出て様々な分野の学生と交流し、学びを広げることの大切さを、改めて感じた一日でした。

理系離れが叫ばれる中で、こうして技術や研究に情熱を傾けて学ぶ専門学校生たちがいることを、多くの方に知っていただきたい——それは、私たち専門学校教員みんなの願いです。
発表に参加されたSさん、Mさん、そしてすべての学生・先生方、本当にお疲れさまでした!

最後に、本発表会を主催・運営してくださった全国工業専門学校協会 事務局の皆様、そして会場をご提供いただいた中央工学校様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

※全国工業専門学校協会のHPはこちら

文責:宮ノ下いずる

 

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