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2025.08.21 バイオテクノロジー科

2025内定者インタビュー第2弾 『就活もボクシングも挑戦の連続!』 


株式会社 TM 営業職 内々定 (食品の製造・販売を手掛ける大手企業)
バイオテクノロジー科 2年 J・Kさん
都立 第一商業高校 卒業

◆バイオテクノロジー科で好きな教科◆
食品分析実習

高校時代から料理が好きで、漠然と食品業界に興味を持っていたKさん。調理師の道も考えましたが、ライフワークバランスを重視する自身の価値観と合わないと感じ、「料理ではない分野で食品業界に携わりたい」という思いを強くしました。高校の先生の紹介で、食品分野も学べる本校のバイオテクノロジー科のオープンキャンパスに参加。食品会社への就職実績が多いことを知り、入学を決意しました。

高校時代は「部活仲間と放課後に過ごした時間や文化祭のダンスの練習に明け暮れた思い出などがあり、青春漫画のように楽しかった」と笑顔で振り返るKさん。水泳部に所属しながらも、高校2年の終わりからボクシングを始めました。「きついけれど、上達を実感できる瞬間が楽しい」というボクシングは、卒業した今も続けています。

就職活動では、「人と深く関わる仕事がしたい」と食品会社の営業職を志望。営業職は、専門学校への求人が少ない中で苦労しましたが、ボクシングで培った諦めない粘り強さを武器に、見事、T M社から内定を獲得しました。

――― 就職で企業選びにしたポイントは何ですか?
・ライフワークバランス
・やりがいのある仕事かどうか
・給料
・会社の雰囲気

――― 就活を通して大変だったことは何ですか?
改まったメール送ったり履歴書を書いたりするのが、慣れていなかったので苦労しました。特に、志望動機を短くまとめるのが大変でした。

――― 面接で苦労したことはありますか?
実は、人前で話すことは得意なので面接は苦労しませんでした。聞かれたことに熱意とやる気を見せるために2倍量で返しました!(笑)

――― 自己分析はどのように行いましたか?
自己分析は日々の小さな出来事から行いました。
「例えば、列に並んでいて横入りされた時、内心は『げっ』と思っても、表情には出さない。その時に『ああ、僕は感情をうまく隠せるタイプなんだな』と気づいたり。普段からそうやって、自分の長所や短所を探していました」。

――― これをやっておいて良かったと思うことはありますか?
やはり、志望する会社のHPでしっかり企業研究をしたことです。どういう人材を求めているのかを分析しました。その他には面接時のマナーをしっかり身につけておいたのもよかったです。あとは、ボクシングでメンタルを鍛えられたのも大きいです。

――― ストレスがたまる就職活動中に気分転換にしていたことはありますか?
・好きな音楽を聴く。
・休日はボクシングで汗を流す。

――― ズバリ勝因はなんだと思いますか?
元気な顔と声かな?
面接は視覚と聴覚で約90%が決まるとネットに書いてあったので、スーツはビシッと着用し、明るい笑顔と元気な声で受け答えしたことで、よい印象をもってもらえたと思います。

――― これから就活が始まる後輩たちにアドバイスをお願いします。
企業面接は学校のAO入試より緊張感は高いかもしれませんが、基本的な部分は通ずるものがあると思います。今まで経験した面接でよかったところを思い出して頑張ってください。

最後に、Kさんに大切にしている言葉を尋ねると、漫画『はじめの一歩』のセリフが返ってきました。
「認めた時は終わる時だ。もう一度立ち上がるなら男には言い訳が必要」。
挫折しても敗北とせず、立ち上がる理由を見つけて、挑戦し続ける姿勢。この言葉に共感するKさんの姿は、まさにボクシングや就職活動で道を切り拓いてきた彼らしい強さを感じさせます。
どんな困難もポジティブな力に変えていくKさんは感情の起伏が少なく穏やかで、常に笑顔。周りの人々を明るく前向きな気持ちにさせます。誰とでも協調性を持ってうまくやっていける彼なら、どんな場所でも活躍できるでしょう。心から応援しています!(宮ノ下)

◆内定者インタビューバックナンバー◆
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