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2024.12.06 バイオテクノロジー科

2024 内定者インタビュー第6弾 「バイオ技術者として医療分野で社会貢献したい!」

NJ社 内定( ジェネリック医薬品の開発・製造・販売する会社 )

K・Hさん

埼玉県立 草加東高等学校出身

 

プロフィール

コロナ禍に祖母を病気で亡くしたHさん。院内感染防止のために病室にお見舞いも行けないまま、お別れしたことがずっと心残りでした。この経験をきっかけに医療に関わりたいという思いが強くなっていきました。高校2年の秋、「医療」「学校」などのキーワードで進路先を調べると、薬の製造や再生医療の実験をおこなう技術者を養成する専門学校があることを知りました。複数の専門学校を見学して、TTCバイオ科にたどり着き、『ロゴが格好いい』『少人数制で実験をおこなう』『2年間の学びで技術が身につく』ことに魅力を感じ、入学を決めました。

実験が好きなHさん。コロナ禍で中学、高校では十分にできなかった実験を、バイオ科で思う存分楽しんでいます。とくに、再生医療分野につながる細胞培養の実験に興味を持ち、「医療分野で働きたい」という思いを強くしました。「医者や看護師は病院を訪れた患者さんを治療しますが、医薬品開発に関わる仕事につけばもっと多くの人を救えるかもしれない。」と情熱を燃やすHさん。就職活動は医療系の企業を中心におこない、ジェネリックの医薬品の開発、製造、販売を行うNJ株式会社からみごと内定をもらいました。

【TTCバイオ科で好きな教科】

動物細胞の継代培養や、マウス生体からの初代培養などを扱う実習

動物細胞培養実習 (担当:宮ノ下)

動物細胞工学実習 (担当:吉本先生)

 

——— NJ社を選んだ理由
・職種や立場においてのコミュニケーションの壁がない。

・上場してるから将来性、安定性がある。

 

——— 就活を通して大変だったことは何ですか?

もともと、人と関わることが好きなので、企業説明会に行き、社風をイメージすることが楽しかったです。ただ、本格的に就活が始まったタイミングで、実習とレポートも忙しくなり余裕がなくなると就活にも焦りがでてきました。準備不足で臨んだ面接では、自分らしさを出すこともできず不採用。苦い思い出です。人生の中で、会社選びは大きなイベントです。楽しまなくちゃ損!勉強との両立をはかり、就活を心から楽しみたかったですね。

 

——— 面接で苦労したことはありますか?
最初から面接の空気感に馴染むことです。NJ社の面接では、はじめは緊張して固くなったのですが、終盤は自分のことをしっかり伝えることができました。面接官に「とてもいい笑顔をしますね。5分前とは別人のようだ。」と言われました。緊張しすぎずリラックスしてのぞむことが大事だと思います。

 

——— 自己分析はどのように行いましたか?
学校生活における自分(外向き)とプライベートでの自分(内向き)を比べて、共通していることは何かを探しました。自分は、勉強も趣味も、興味があることにはのめり込むが、関心がないことはやらない性格だとわかりました(^_^;)。とは言っても、責任あることはちゃんとやります。掃除とか。

 

——— 就活でこれをやっておいて良かったと思うことはありますか?

両親の教えで、「わからなかったらそのままにせず、何でも聞け。とにかく聞け。急いで聞け。」というのがあります。面接でも聞きたいことは、しっかり面接官に質問し、不安を払拭するようにしました。

 

——— ストレスがたまる就職活動中に気分転換にしていたことはありますか?

常日頃から吐いているので、ストレスは溜まりません(笑)

 

——— ズバリ勝因はなんだと思いますか?
面接では表情にメリハリをつけることです。私生活や学校生活の話は笑顔で、企業に対しての話は真面目な顔で話しました。マスク生活も終わったので、表情はとても大事だと思います。

 

——— これから就活が始まる後輩たちにアドバイスをお願いします。
就活もそれ以外でも人生を賭けられるもの(夢中になるもの)を見つけましょう。

 

——— 卒業まで3ヶ月になりました。TTCバイオ科のいいなと思うところはどこですか。

変わり者が多く、毎日見てて飽きないです(笑)。

笑顔がトレードマークのHさん。彼の好きな言葉は『stay foolish』です。スティーブ・ジョブズ氏のスピーチを思い出しますが、Hさんの好きなアーティストの曲のタイトルです。高校時代に進路に迷ったときに聴き、周りに流されず自分のやりたいことを貫けとエールをもらえた大切な曲だそうです。

Hさんは、控え目で自己主張するタイプではないのですが、インタビューをして常に社会に対して何ができるのかを真剣に考えている熱い学生であることをわかりました。思いやりがあり、利他的な行動がとれる彼なら企業でも活躍すること間違いありません。いつも応援しています。(宮ノ下)

 

 

◆内定者インタビュー 2024年 バックナンバー◆

2024年 内定者インタビュー第1弾 「企業で欲しい人材になるにはどうすべきかを考える」

2024 年 内定者インタビュー 第2弾 「スポーツも実験も就活もストイックに」

2024年  内定者インタビュー第3弾「地方から上京 専門学校でバイオ技術者を目指す」

2024年  内定者インタビュー第4弾「バイオの知識とコミュニケーション能力を活かして バイオ系企業の営業職内定」

2024 内定者インタビュー第5弾「末っ子力を発揮!大手食品会社に内定」

2023年までの内定者インタビューのバックナンバーはこちら

東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科講師紹介 

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文責:宮ノ下いずる【166】

 

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