2024年 2期の振り返り(バイオテクノロジー科)
2期の履修判定試験も終わり、学生は夏休みが始まりました!
1年生は入学して3ヶ月。授業内容もぐんと難しくなり、実験も本格的になりました。実験操作を覚え、ノートをまとめ、試験勉強。目が回る忙しさですが、毎日楽しそうに実験をしている姿を見かけました。2年生は、就職活動と授業の両立が大変な時期です。ハードなスケジュールでしたが、クラスメイト同士支え合って乗りきっていました。
今回のブログは2期のバイオ科の学生の様子をお届けします。
1年生は動物学基礎実習とバイオ基礎実習をおこないました。
バイオ基礎実習ではpHメーターを使って試薬のpH調整、分光光度計を使った吸光値測定、ビュレットを使った中和滴定を学びました。
バイオ基礎実習の詳細はこちら
動物基礎実習では、実験マウスの保定法、膣スメア採取法で性周期の観察、経口ゾンデの練習などをしました。
今年度の1年生は、授業が終わっても放課後に学校に残り、勉強したり先生に質問する学生が多いです(*^^*)
2年生は、2期に植物細胞工学実習と酵素学実習がありました。
植物細胞工学実習では、組織培養や遺伝子組換え、外来遺伝子のPCRによる検出、プロトプラストの単離、発芽に関わるジベレリンの作用などを学びました。みんなで植物の名前とその科名を100個覚えましたね!楽しかった。
植物細胞工学実習の詳細はこちら。
酵素学実習ではβ-ガラクトシダーゼの反応速度が最大となる最適温度や最適pHを調べたり、大腸菌から抽出した酵素をELISAやウエスタンブロットで検出しました。酵素反応は時間管理が肝。2人1組でリズムよく酵素反応をおこなっていました。
酵素実験の詳細はこちら。
2年生は食品の製造過程を見学するため、FOOMA JAPAN 2024に行きました。約1000社が集まる世界最大級の食品製造総合展は圧巻でした。
8月26日(月)から3期がスタートします。また、元気にTTCバイオ科で学びましょう♪
文責:宮ノ下いずる【156】