大手食品会社（J社）グループ企業（JS社）内々定

バイオテクノロジー科　2年　吉田さん

◆TTCの好きな授業：　微生物学実習（担当　松井先生）

小さいころから家族で動物園や水族館に行くことが大好きだった吉田さん。興味は徐々に生物からバイオテクノロジーへと膨らんでいきました。高校卒業後は医療分野への進学を目指しインターネットで大学や専門学校を検索。いろいろな学校のオープンキャンパスへ足を運びましたが、TTCは医薬の勉強だけでなく食品や植物などの様々なバイオ分野を学べることに魅力を感じ、入学を決めました。

吉田さんは、実験や勉強に対してとてもストイックなところがあります。それは、高校時代の部活動が影響しているようです。「高校は実家を出て寮生活をしてソフトテニスに打ち込んでいました。膨大な練習量をこなしながら寮生活を送るのは大変でしたが、お金の管理から家事や洗濯まで自分でやりくりした経験は、精神的な自立と忍耐力を養うことができました。」と吉田さん。向上心があり、自分に厳しく学びに貪欲なのは、こうした経験があるからですね。

学校で学んだ技術を活かせる仕事につきたいと考え、J社の研究開発を広範にサポートするJS社の会社説明会を受けました。そこで社員の方の意欲の高さや風通しの良い職場環境が自分に合っていると感じエントリー。みごと、内々定をいただきました。

——— 就活を通して大変だったことは何ですか？

就活ははじめから順風満帆ではありませんでした。最終面接で選考に落ちた企業もあります。そのときは、結構落ち込みました。ただ、ひきずってもしかたがないので、すぐに切り替えて悔しさをばねにできたことはよかったです。

——— 面接で苦労したことはありますか？

元々、緊張に弱いので気持ちをほぐすのが一番大変でした。イメージトレーニングを繰り返し行うことで、自信をもって面接に臨むことができました。

——— 自己分析はどのように行いましたか？

普段から自己分析を行っているため、就職活動のための自己分析はしませんでした。というのも、昔から頭が固いところがあるので、自分を客観視して分析するクセがあります。テニス部のころから身についた習慣です。自己PRもなるべく思ったまま素直に書きました。

——— 就職活動に限らず、これをやっておいて良かったと思うことはありますか？

スポーツです。体を動かすことはストレス発散にもなりますし、幅広い年代の方が集まるクラブに所属しているので年上の方との会話の練習や礼儀を学べる機会になっていると感じています。

——— ストレスがたまる就職活動中にスポーツ以外で気分転換にしていたことはありますか？

甘いものを食べることです。夜中にポテトチップスやラーメンを食べるときもありました。

——— ズバリ勝因はなんだと思いますか？

日ごろの積み重ねが一番大きいと感じています。入学時に１年間を通して高成績をとるという目標を掲げ、それを達成できたことは就職活動のアピールポイントになりました。

——— これから就活が始まる後輩たちにアドバイスをお願いします。

何事も日々の積み重ねです。就活だから真面目に取り組もうと思っても素が出てしまうこともあると思います。日ごろから言葉遣いや立ち振る舞いを意識してみると就職活動の練習になります。つらいこともあるかもしれませんが、そのストレスもぜひ楽しんでください！

——— TTCで学んで1年以上が経ちました。心に残っている思い出を聞かせてください。

TTCには年齢も学歴も国籍もさまざまな学生が一緒に学んでいます。放課後、夜遅くまで残って友人と勉強したり、仲の良い専門人材（社会人を経て入ってきた訓練生）とお酒を飲んだりするのが息抜きになっています。高校を卒業して入ってきた友人の20歳おめでとう飲み会も楽しかったです。TTCは授業の充実もありますが、気が合うクラスメイトと過ごす何気ない日常が一番思い出に残っています。

吉田さんが大切にしている言葉は『最善を尽くせ』です。目標を立てたら、どうすれば実現できるか逆算し努力します。そのポジティブな姿勢は、クラスメイトにも影響し、みんなのやる気を底上げしてくれます。いつもありがとう。期待以上の成果を出してくれるので、頑張りすぎていないかと少し心配になることもあります。忙しさの合間に、甘いお菓子で一息つくことも忘れずにね。これからも応援しています。（宮ノ下）

◆内定者インタビュー　2024年　バックナンバー◆

2024年　内定者インタビュー第1弾　「企業で欲しい人材になるにはどうすべきかを考える」

2023年までの内定者インタビューのバックナンバーはこちら

東京テクニカルカレッジ　バイオテクノロジー科講師紹介　

バイオ科 公式Twitter 毎日更新中♪

バイオテクノロジー科　公式 (@TTCbio)

バイオ科の学生Twitterは毎週金曜日更新☆

RJP学生　広報部Twitter　（@BioRJP)

文責：宮ノ下いずる【155】