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2021.11.15 IoT + AI 科

IoT技術を活用した”買い物”の変化

IoT・データサイエンスをはじめとしたAIの技術によって、あらゆる業界で変化するスピードが早くなると予測されています。今回は”買い物”をテーマに、DX社会において私たちの生活がどのように変化しているかを見てみましょう。IoTやデータサイエンス・AI分野の学びに興味がある方は、身につけたスキルを社会でどのように活かしていけるかイメージしつつ、ぜひチェックしてみてください。

店頭からレジ係が消え、センサー技術が会計をおこなう

 

身近なコンビニでもセルフレジが始まり、決済方法を自身で選ぶようになり、レストランではロボットが料理を運んできてくれるなど、店頭の無人化が浸透してきています。

2016年、Amazonは本社内に無人のコンビニAmazon Goをオープンし、その後全米4都市(シアトル・サンフランシスコ・シカゴ・ニューヨーク)を中心に出店・運営を行っています。日本においても、高輪ゲートウェイ駅構内で「TOUCH TO GO」が、オープンするなど、今後もますます“無人AI決済店舗”が浸透すると予想されます。

これらの無人店舗には、IoT技術を活かした数多くのセンサー・ネットワーク・AIが活用されています。来店客の行動を各種センサーで分析し、商品棚の重量や来店客がどの棚のどの商品を何個取ったかなど、AIで画像処理を行います。

 

※TOUCH TO GOとは

レジを通り過ぎるだけで決済が完了する、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗。
天井に設置されるカメラ情報や商品棚に設置されるセンサーなどで手に取った商品をリアルタイムに認識し、決済エリアではタッチパネルに商品と購入金額が表示され、表示内容の確認後支払いをすることで買い物が完結する仕組み。

 

モノを所有せず利用する時代に

 

月額定額制で、音楽や動画配信、レンタルサービスなどが受けられるサブスクリプションの台頭から、モノを所有せずに利用することが増えてきました。サービスを利用するまでのハードルが低く利用しやすいため、今後もあらゆるモノやサービスがサブスクリプション化されると予想されます。

サブスクリプション化したモノの多くは人とシェアをしなければいけません。例えば車や自転車等のモノをシェアするために位置情報等のIoT技術が重宝されます。音楽や動画配信のサービスにおいても、スマートフォンだけでなくスマートスピーカーを用いたりと、モノとインターネットを繋ぐIoTの技術はサブスクリプション化する買い物にも貢献しています。

 

 IoT・データサイエンスをはじめとしたAIの技術は、私たちの生活に身近になってきています。今回は”買い物”をテーマに、IoT・AIの活用の一例をご紹介しましたが、あらゆる業界で求められる汎用性の高いスキルとも言えそうです。IoTやデータサイエンスの学びに興味がわいた方や、AI技術の活用をとおしてさまざまな業界へ挑戦してみたい方は、まずはぜひオープンキャンパスで体感してみてください!

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