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2021.07.26 データサイエンス+ AI科

活躍する企業人に聞く!データサイエンスの仕事の醍醐味

専門学校 東京テクニカルカレッジでは、DX社会において、今後ますます必要とされるデータサイエンティストとIoTエンジニアを育成するふたつの新学科「データサイエンス+AI科」「IoT+AI科」を2022年4月に開講します。

この記事では、「データサイエンス+AI科」のカリキュラムに対しアドバイスいただいた、WillBooster株式会社 坂本 一憲さん、株式会社Rejoui 菅 由紀子さん、ヤフー株式会社 北川 淳一郎さんにインタビューをしましたので、ご紹介します。AI分野・データサイエンティストに興味がある方は、今後学んでいく上での参考にぜひご一読ください。

 

現在のお仕事内容をお教えください。また、データサイエンスのお仕事に醍醐味を感じられるのはどんなときですか、印象的だったシーンなどがあれば具体的に教えてください。

 

現在は様々な企業におけるデータ・AIの活用方法について相談に乗り、必要なデータやどのようなAIが必要かを見極める仕事を多く行っています(このような仕事をコンサルティングといいます)。また、企業における「人の働き方」のデータを解析して、人がより幸福に働くにはどうしたら良いか?という解析を行ったりしています。加えて「音声」を解析してその人のその日の体調を分析する、ということも行っています。

この仕事の醍醐味は、何よりも「社会の役に立つ仕事」であるということです。データから「新たな価値」を発見し、それがビジネスにおける課題解決の役に立つ。それがデータサイエンスの仕事の素晴らしいところです。

株式会社Rejoui 代表取締役
一般社団法人 データサイエンティスト協会 スキル定義委員
菅 由紀子さん

 


 

現在は、地図やカーナビといったサービスで使用される「拠点検索」と言われる検索システムの改善を行っています。

醍醐味はランダム化比較実験(Web業界ではABテストと呼ばれます)で、実際に自分たちが行なってきた改善策が具体的な数字でどう変化したかを見ることが出来る点でしょうか。自分たちの成果を都度具体的な数字で確認しながら進められるのは、とてもやりがいがあって楽しいです。

ヤフー株式会社 COO 検索統括本部
検索プラットフォーム開発本部 開発4部
一般社団法人 データサイエンティスト協会 スキル定義委員
北川 淳一郎さん

 


 

私は研究者と起業家の2つの顔を持っています。研究者して活動する際は、自分の研究データを分析することで、科学的根拠があると主張できるかどうかを考えますし、また、他者の研究を調査するときは、研究者がデータに基づいて主張を行っており、信頼できる研究成果かどうかを確認します。どちらにおいても、データサイエンスの知識が重要となります。

また、起業家としては、学習者の個性に応じてやる気が出るシチュエーションが異なることに着目して、学習者ごとに適した方法で学習意欲を引き出すためのソフトウェアを開発しています。具体的には、どんな人がどんな情報を見るとやる気がでるかという仮説を立てて、仮説に従ってソフトウェアを開発して、実際に色々な学習者にソフトウェアを使ってもらってデータを集めます。データを分析した結果、仮説が正しいと分かったときはとても嬉しいですし、仮説が誤っていると分かったときは、なぜそうなるのかとても興味深く感じます。正しくても誤っていても、いずれにせよ自分の仮説の結果が分かることが、とても楽しいと感じています。

WillBooster株式会社
早稲田大学 研究院脚韻准教授 国立情報学研究所 客員准教授
株式会社リビングロボット アドバイザー
坂本 一憲さん

 

※社名・役職 / 2021年3月時点

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