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2016.11.28 バイオテクノロジー科

第21回TTCバイオカフェを開催しました。

第21回TTCバイオカフェは、「遺伝子組換え技術の進歩とGM食品」と題して、丹生谷 博 先生(東京農工大学遺伝子実験施設教授(理学博士))をお招きし、2016年11月25日(金)に開催いたしました。


東京テクニカルカレッジ(TTC)主催、NPO法人くらしとバイオプラザ21共催。案内は、ここをクリック。

もう日が暮れた18:00からバイオカフェが始まりました。
はじめに、ファシリテーターの笹川由紀先生(NPO法人くらしとバイオプラザ21主席研究員(生物科学博士))から開会のご挨拶ならびに丹生谷先生のご紹介をいただきました。

ご講演の前には、北政扶美子様(ハープ教室「ルナハープ」代表)によるアイリッシュハープが心を和ませてくださいました。バイオカフェの趣旨説明に続き、いよいよご講演の始まりです。


丹生谷博先生

丹生谷先生は、綺麗なスライドを使って遺伝組換え技術の基本から分かりやすくお話しくださいました。
さらに、害虫抵抗性トウモロコシ、ウイルス耐性パパイヤなど農業生産性を向上させる遺伝子組換え作物から、高オレイン酸大豆など栄養価を高めたものまで具体的な事例を挙げてお話しくださいました。
さらに安全性評価の仕組み、最近注目されているゲノム編集技術など幅広いトピックスを解説してくださいました。


正確な科学的情報に基づいて、作物や食品を選択することが大切だと考えさせられるご講演でした。


ご講演の後、フロアとの活発な質疑応答や意見交換が行われました。先生は、参加者からの質問にカフェが終了した後も丁寧に答えてくださいました。

先生のご講演の詳細とその後のフロアとの話し合いの内容については、
NPO法人くらしとバイオプラザ21の「バイオカフェレポート」は、ここをクリック。


ファシリテーターの笹川由紀先生


北政扶美子様のハープ演奏


ハワイのパパイヤ「レインボー」
遺伝子組換え技術を用いてパパイヤリングスポットウイルス耐性になっているパパイヤ。日本で認可されており、入荷の際には「遺伝子組換え」の表示がされています。

レインボーパパイヤの開発物語は、ここをクリック。

フロアの皆さまと試食をしました。


最後に髙瀨 恵悟校長から丹生谷先生ならびにご参加の皆さまへのお礼と先生のご講演への感想がありました。


受付で講演資料を配りました。


もうすぐ師走。この日は16:40には、日が暮れていました。


1階では、クリスマスの飾り付けも始まっています。


TTCバイオカフェは英国のCafé Scientifiqueポータルサイトにリンクしています。

これまでのTTCバイオカフェは、
ここをクリック

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