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2021.06.14 データサイエンス+ AI科

活躍する企業人に聞く!データサイエンスの必要性と将来性

専門学校 東京テクニカルカレッジでは、DX社会において、今後ますます必要とされるデータサイエンティストとIoTエンジニアを育成するふたつの新学科「データサイエンス+AI科」「IoT+AI科」を2022年4月に開講します。

この記事では、「データサイエンス+AI科」のカリキュラムに対しアドバイスいただいた、WillBooster株式会社 坂本 一憲さん、株式会社Rejoui 菅 由紀子さん、ヤフー株式会社 北川 淳一郎さんにインタビューをしましたので、ご紹介します。AI分野・データサイエンティストに興味がある方は、今後学んでいく上での参考にぜひご一読ください。

 

現代社会におけるデータサイエンスの必要性、将来の可能性について教えてください。

 

「データは21世紀の石油とも言われています。データサイエンスは、データ(情報)を活用し、統計学や機械学習などの数理モデリングやコンピュータによる計算処理、課題背景を考慮し結合することで、課題解決の精度を高め、新たな価値創造を行うことを目的としています。昨今では、AIを活用していくためのスキルの一つとして、データサイエンスに対する期待、ニーズは高まるばかりです。

一方で、AIやデータサイエンスを実行すること自体は便利なツールやソフトウェアが次々と登場し、誰もが使える時代に突入しています。それらを適切に使いこなしていける人と、データや道具に振り回されてしまう人の二極化が起こると思っています。適切なデータの使い方を学び、正しく道具を使っていくことを身につければ、あらゆる世界で活躍することができると思います。」

株式会社Rejoui 代表取締役
一般社団法人 データサイエンティスト協会 スキル定義委員
菅 由紀子さん

 


 

「IoTやAIは第4次産業革命とも言われており、今後の発展に欠かす事が出来ないものとなってきています。
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2016/0117nk/n16_2_1.html

かつて、水力や蒸気機関によって工場が機械化したように、我々の生活を一変させる可能性を秘めていると思います。インターネットが出来た当時、いずれ全てのものがインターネットに繋がるなどと夢物語のように言われていましたが、今や家電とスマートフォンの連携はよく耳にするようになりました。そうした状況を鑑みると、今まさに「革命」が起きようとしている、または起きている最中ではないかと感じます。」

ヤフー株式会社 COO 検索統括本部
検索プラットフォーム開発本部 開発4部
一般社団法人 データサイエンティスト協会 スキル定義委員
北川 淳一郎さん

 


 

「モバイル端末・IoT技術の発展に伴い入手可能なデータの種類・量が増えつつあり、さらに、機械学習・AI技術の進歩により、データの価値が高まりつつあります。そのような背景の中で、勘や経験に頼った意思決定からデータに基づいた意思決定を行うように、ビジネスや学術をはじめとして、あらゆる領域における意思決定の方法が変わりつつあります。

例えば、私が主に研究活動をしてきたソフトウェア工学分野においても、過去の研究と比べて、扱うデータ量も増え、より厳格な統計学的手法に基づいて議論されることが増えています。データサイエンスはデータの扱い方に関する科学ですから、今まさにあらゆる分野において求められている、人類の発展において必要不可欠な学問・技術であります。」

WillBooster株式会社
早稲田大学 研究院脚韻准教授 国立情報学研究所 客員准教授
株式会社リビングロボット アドバイザー
坂本 一憲さん

 

※社名・役職 / 2021年3月時点

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