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2023.06.02 バイオテクノロジー科

「学校も 企業も 情報だけでなく積極的に足を運んで選びたい! 」2023年度  内定者インタビュー 第1弾 (バイオテクノロジー科)〔123〕

森永乳業 株式会社(東京多摩工場) 内々定

バイオテクノロジー科 2年 北島さん

霧が丘高等学校 出身

もともとITテクノロジーに興味があった北島さん。高校3年生になり、自分にあった進学先を探すため、たくさんの専門学校や大学に見学に行きました。TTCではバイオ科の実験を体験。実験室に入ると、たくさんの器具が綺麗に整頓されて棚に並んでいることに感動したそうです。担当した先生や学生スタッフの雰囲気が良かったことがバイオ科へ入学する決め手になったと話してくれました。

高校時代は、バトミントン部に所属。なかなか勝ち進めなかったダブルスでしたが、最後の試合で一番いいパフォーマンスをして一度も勝てなかったペアに勝利。決勝では負けてしまいましたが、このときの成功体験が大きな自信につながりました。手先が器用な北島さんは、繊細な作業が求められるバイオ化学実験が得意。とくに記憶に残っているのは50回以上繰り返した中和滴定の練習だそうです。「ビュレット1滴以下で調整するのは大変ですが、うまく中和点を見つけたときの快感は忘れられません」と北島さん。

飲食店のアルバイトで食を通して人を幸せにすることを体験し、食品業界に興味を持ちました。就職活動は、バイオ科で学んだ分析技術を活かせる職種がある食品会社を中心におこない、みごと第一希望である森永乳業株式会社から内々定をもらいました。

好きな教科

バイオ化学実験(松井先生)

 

会社説明会(3 社)、エントリー(3 社)、採用試験(2 社)

▼ 1 年3月 就活スタート

▼ 3月 他社説明会

▼ 3月 工場見学、説明会

▼ 2 年 4 月 Web テスト、性格診断、1 次面接、適性検査

▼ 5 月 最終面接

▼ 5 月 内々定

——–就活を通して大変だったことは何ですか?

授業と就活が被ると授業に参加できなかったことです。実習を欠席するとレポートが大変になるので、両立が大変でした。

 

——–面接で苦労したことはありますか?

飲食店での接客や、学生スタッフとして見学者の対応をしていたので、人前で話すことは慣れています。面接は特に苦労しませんでした。

 

——–自己分析はどのように行いましたか?

まずは主観的に自己分析しました。そのあと、自分では気づいていない性格を知るため、中学校や高校時代の友人に自分はどんな人間か(長所や短所)を聞きました。友人に「北島は、真面目でストイック。周りをやる気にさせる影響力がある」と言われ、客観的に自己分析できたのがよかったです。

 

——–これをやっておいて良かったと思うことはありますか?

TTCの学生スタッフと飲食店のアルバイトです。コミュニケーション能力が上がりました。

また、企業のホームページをよく見て、企業分析をしっかりしたことです。SPI試験のようなWeb 試験があったので、それについて問題形式や解答時間などの情報を事前に集めて準備をしたことも有効でした。

 

——–ストレスがたまる就職活動中に気分転換にしていたことはありますか?

特にこれと言って特別なことはせず、基本的には就活に集中して就活を終えることができました。これが終わったら、友人と出掛けようと思っていたので、それをモチベーションにしていました。

 

——–ズバリ勝因はなんだと思いますか?

面接での質問に正直に答えたことです。真面目さ、素直さが伝わったと思います。また、しっかり自己分析や企業研究をしていたので、自信をもって自分の考えをはっきりと伝えることができたと思います。

 

——–これから就活が始まる後輩たちにアドバイスをお願いします。

4つにまとめました。

① 早い段階で一度説明会に参加する

周りが就活を始めていなくても、他校ではすでにスタートしている人がいることを認識するので、自分も本格的に動き始めなくてはと思えました。

② 受けたい企業について、どんな企業なのかしっかりと理解を深めておく

会社のホームページを見るのはもちろん、事前に知りたいことをリストアップして説明会で質問するのもおすすめです。

③ 今まで自分のやってきたこと(部活、バイト、授業など) から何を得たのか、それをこれからどのように活かしていくかを答えられるようにしておく。

履歴書等に書いたことは面接で深掘りされることを想定して対応できるように考えをまとめておくのが良いですよ。

④ Web 試験がある場合、情報をある程度集めておく。(問題形式、解答時間など)

備えあれば憂いなしって感じですかね。しっかりと準備をしておけばそれが自信につながると思います。

用意周到。中途半端が嫌いで、実験では決して手を抜かないのが北島さんの魅力。彼が大切にしている言葉は『ムリではなく、ムズカシイである』です。はじめから無理だと決めつけないで、難しいと捉えれば、できる可能性が高まります。こうしたポジティブ思考の北島さんなら、会社でも積極的に仕事に取り組み活躍されることでしょう。応援しています!

◆内定者インタビュー 2022年 バックナンバー◆

『運も味方に!文系から理系へ転身 大手食品会社に内定』第1弾

『焦らず自分らしくを貫いて 高校からの夢である微生物を用いた物質生産を仕事に』第2弾

『学業と就活の両立は大変!計画的なスケジュール管理で内定を引き寄せる』第3弾

『専門人材育成訓練生として専門学校で学び就職する!』第4弾

『高校の部活動で培ったプレゼンテーション能力を武器に就活!再生医療分野で細胞培養技術者になりたい』第5弾

『医学の最先端 大学の研究室で研究助手として働く!』第6弾

『高校時代の厳しい部活動経験が就活に役立った! やり切る力と謙虚な心』第7弾

『実験の成功体験・失敗体験の繰り返しが 自己効力感UPにつながる!』第8弾

自分イノベーション!社会人からの『学び直し』で新たな人生を切り拓く 第9弾

『就活は自分と向き合う大切な時間 自分を知ると自分に合う企業が見えてくる』第10弾

 

東京テクニカルカレッジ バイオテクノロジー科講師紹介 

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文責:宮ノ下いずる

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